異世界を舞台として、人間の精神性と科学の進歩の有り様を問うた物語です

誰もが経験したであろう、自分の中での不思議( 夢 予感 直感 共感 哀愁 等々 )を、異世界で表現してくれたかのような物語です。    読む程に『 何? 』が『 なる程 』にかわり、まるで その異世界を断層カット したかのようで、グイグイ ひきこまれます。   ゾゾツ とする場面もあります。しかし、目を 背けてばかりではいられない・・・     人間の 『 心 』と 『 科学の進歩 』についても、問いかけています。       不気味ながらも興味がつきなく面白いです。 不思議なことに読後 余韻が残るのではなく、それが 追いかけてくるように感じます。  是非読んでください。