【イメージ図 ⑤ ⑥ ⑦ ⑧】ケニング峠の戦い

【第12章 登場人物】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894256758/episodes/16816700429613956558

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 ミーミルによる中央突破・背面強襲運動を逆手に取り、レイスによる第1師団・城塞別働隊の挟撃態勢を発動するも、その別動隊はあまりにも貧弱だった――。


 ケニング峠の手前で繰り広げられた戦闘は、知将2人の駆け引きもあり、形勢が二転三転します。



 イメージ図⑤:9月14日 午後4時30分頃

 https://kakuyomu.jp/users/FuminoriAkiyama/news/16817330649593916041

 硬い覆いが未完成の帝国軍に向けて、ヴァナヘイム軍は2本の矢を勢いよく放つ。



 イメージ図⑥:9月14日 午後6時00分過ぎ

 https://kakuyomu.jp/users/FuminoriAkiyama/news/16817330649593967182

 柔らかい腹部を鋭利な鏃が貫くのは、容易なことだった。



 イメージ図⑦:9月14日 午後7時15分頃

 https://kakuyomu.jp/users/FuminoriAkiyama/news/16817330649594016640

 帝・ヴァ両軍の位置が完全に入れ替わり、今度は、ルーカー師団が、峠側に押しや

 られる番だった。

 反撃の機会をうかがっていた紅髪の先任参謀の命令が、稲妻のように現地へ飛ぶ。



 イメージ図⑧:9月14日 午後8時30分頃

 https://kakuyomu.jp/users/FuminoriAkiyama/news/16817330649594080085

 南側の第1師団・北側の別動隊に、ミーミル麾下は完全に挟撃される形となる。

 ところが、ヴァナヘイム軍の後背を襲撃している帝国軍は1,500だけであっ

 た。





【予 告】

次回、「ケニング峠の戦い 6」お楽しみに。

レイスVSミーミルの戦いも終幕を迎えます。


ヴァ軍指揮官・アルベルト=ミーミルは、夜戦に入っても追撃の手を緩めようとはしなかった。


松明たいまつ煌々こうこうと焚かせ、躊躇することなく峠道へ乗り上げ、帝国将兵を追い込んでいく。闇夜の山岳戦は、自軍の被害も危惧されるはずだが、ミーミルはやってのける自信があるようだった。

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