――後書き――

はい、終わりました…。

ただのボーイズラブとかの話を全面的に押し出す様な話ではなく、決してエロスを求めて執筆した話ではなく、純粋に「家族愛」とか「恋愛」とかをテーマにしたかった…(結果としてはそうなってはいない気がするけど・・・)。

又、先生が鬼畜チックな所もあるかもしれませんが、そんな変態ではないです。

まして、聖人はそんな行為を自ら好む様なヒトでもありません。

まぁ、自分のこの文才の無さで鬼畜だの何だのってのがちゃんと表現出来ていないので意味がないのですが(焦)

又、これは番外編なので本編が重視されないとマズイですね。

そこは原作のたね様や、作画の紅葉様にお任せします(他人任せかよ!!)

応援してくれる仲間達、続きを気にしてくれたメンバーのおかげで書ききる事の出来た今回の作品。河流家の長男である聖人の話を執筆してきました。

皆様のご希望通り一応自分的にハッピーエンドにしてみましたが、如何でしたでしょうか? …ハッピーに見えませんかね?


当初、聖人は苦しんだまま生を終え、それを見て狂ってしまう神が力の解放によって暴走し、再び戦争の引金を引く…みたいな話も考えていました(第二次河童戦争!?)

…モビルスーツ出てきそう。

でも、最終的には選択肢によっては聖人が生き返るみたいな事も考えていました。

…選択肢モノって何ゲーになるのかな? これはRPGではないな……。


学生時代、卒業研究の前に書いていたこの作品を改めて読み返し、所々手を加えて再度一部書き直しました。

十年以上前の自分の作品を改めて読んでみて、当時の自分はこういう気持ちをのせて書いていたんだなと感じたり、もっとここ補足してやれよ! とか、伏線の回収…と再度模索した所もあります。

まだまだ触れていないキャラクター達の想いや、世界観、その後の物語など、可能性が無限大にあるので、もう一度この作品に手を出したくなったり、お声を頂く機会がありましたら、暖かく迎えて下さればと思います。


最後になりますが、ここまでお付き合い下さいまして本当にありがとうございました。

それではまた何かを執筆する時に……。



                              藤城 魅梨香

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河童物語〜番外編〜 聖人の章 藤城 魅梨香 @milikakky

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