喪われた思い出を探して

第10話 概念としての夏、喪われた思い出

 僕と彼女は窓辺のテーブル席に向かい合わせになって座ると、メニュー表を繰りながら何を注文しようかと考えた。テーブルの上に置かれた黒い背表紙のメニュー表はガラス越しの陽光に照らされて、茜色の光の中でぼんやりとしているように見えた。


「カレーライス、オムレツ、早矢仕ライス……、へぇ、ハヤシライスを漢字で書くと“早矢仕”ってなるんだね」と彼女は興味深そうな表情をした。「これが一番美味しそうだし、私は早矢仕ライスにしようかな」


「早矢仕ライスか、もし僕が今お腹が空いていたとしたら、それを頼むかもしれないな」と僕は言った。でも僕はしっかりとした食事を摂りたいと思えるほどの空腹感は無かった。


「直哉くんは、何を頼むの?」と彼女は尋ねてきた。


「僕はコーヒーとスイーツだけにしておくよ」と言った。それから「すみません」と手を挙げて、僕は近くにいる店員を呼んで注文をした。



 店内は白い壁と明るい照明によってクリーンな印象を受けた。お昼のランチタイムを外れているとは言え、やはり東京駅前という立地やゴールデンウイーク中という時期的要因もあってか、7割ほどの客席が埋まっているようだった。中年女性のグループが世間話に花を咲かせていたり、家族連れのちびっ子が窓の下に行き交う新幹線を見てはしゃいだりしていた。


「ねえ、ところで高坂さんは、どうして僕と会おうと思ってくれたの?」と僕は訊いてみた。


「それは、連休中どこにも遊びに出かけていないから、なんだか物足りなさがあったからかな。直哉くんもそうなんでしょ?」


「うん。確かに僕はそうだった。あとは、久しぶりに高坂さんと会ってみたいな、って思った事もあったんだと思う。少なくとも昨日の夜の僕は、君に会いたくて仕方なかったような気がする」


「半年間も連絡を交わさなかったのに、私に対してそんな感情を抱いたんだね。なんか不思議だなぁ」と彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべた。


「なんか、ごめんね。急に誘ったりして」と僕は謝った。


「ううん。別に気にしないで」と彼女は言った。「それに、私も同じようなものだから。私も直哉くんとはぜんぜん連絡を取っていなかったし、正直なところ忘れかけていたんだけれども、ふと最近になって急に会いたいなって思ったんだ。会って、ゆっくり食事でもしながら話したいなって、あなたと話したい事が色々と頭の中に浮かび上がってきて。だから、近いうちに会いたくて仕方がなかったの。そしたら急に昨日の夜に連絡が来て、明日会わないかって言われたから、なんだか、私ちょっとだけ嬉しかったな」


 嬉しかったと言われて僕はかなり驚かされた。たぶん、僕に誘われたから無碍に断るのも申し訳ないと思って、半ば仕方なく来たのではないか、という不安めいたものが自分の中にあったからだ。


「いったい、僕とどんな話をしたいと思ったの?」


「夏の話……かな。私は、直哉くんと一緒に夏について話したいな、って。例えば、理想の夏の在り方とか、少年の日の夏の思い出とか」


「夏の話?」と僕は聞き返した。


「うん、夏の話。それも、予め喪われた、とてもとても可哀想な思い出たちの話……」と言って、彼女はしんみりとした顔つきを見せて黙り込んだ。


 店員が僕たちの注文した食事を運んできた。僕の目の前にはコーヒーとミルクレープが置かれ、彼女の前には早矢仕ライスが置かれた。テーブルに運ばれてきた早矢仕ライスからは、濃厚なハヤシソースの匂いがぷーんと漂ってきて、思わず食欲をそそられた。


「美味しそうだね、それ」と言って、僕は彼女の皿へと視線を移した。


「うん、とっても美味しい。なんか、この早矢仕ライスは今まで食べたことのあるハヤシライスとはちょっと違った味がする」と彼女は言った。「直哉くんも、食べてみない?」


 そう言って彼女は僕にスプーンを渡してきた。皿の中を見渡しても、目立った具は数切れのマッシュルームのみというシンプルなものだった。でも、それだけに、早矢仕ライスのそのものの味わいを堪能するにはうってつけだと言えた。


 まずはソースだけをひとすくいした。トロリとして重厚感すら感じる濃厚なソースを口に入れると、肉や野菜のうまみがギュッと濃縮されているその風味を口の中いっぱいに感じた。味は濃厚でありながらも、決して調味料に頼ったものではなく素材のうまみが凝縮されたものなので、不思議とあっさりした後味だった。


「確かに、今まで食べたことのあるハヤシライスとは違った味わい深さがあるね。この早矢仕ライスは」


 彼女は僕が食べる姿を眺めながら微笑んだ。まだ口の中には濃厚な風味が残っていた。でも、お冷やを口にするとあっという間に消えていってしまった。幸せな夢から目を醒ました瞬間にその光景が脳裏からあっという間に喪われてしまうかのようだった。


「ところで……」と僕は言った。「さっきの『夏の話』なんだけれども、いったいそれはどういう話だったの?」


 彼女はメガネのレンズの奥にある黒い瞳で僕の顔を見つめた。そしてそのまま無言の時間が続いた。まるで永遠に感じられた。僕と彼女は暫く見つめ合っていた。


「ねえ、直哉くんって、前に私と会ったときに話したことを覚えているかな?たぶん、あなたはその時言っていたと思うの。『寒くて鬱々とした冬なんて早く終わってほしい、夏が恋しい。でも僕が恋しいのは概念としての夏であって、そこにある思い出も偽りのものなのかもしれないけど』って、そしてそれから『概念としての“夏の思い出”』の話をしていたのを私は覚えている。私はそれから色々と考えたんだ。概念としての夏って、自分にとってそれはいったい何だろうって」と彼女は言った。


「確かに、僕はその事について話したような覚えはある。どこまで深く話したのかは思い出せないけれども、君と僕はその手の感性が似通っているような気がしたから、なんとなく話題に出した気がしなくはない」と僕が言うと、彼女はほんの少しだけ唇を曲げて微笑み、それからコップに入った水を一口飲んだ。


「私ね、毎年、夏が近づく度に苛まれるんだ。ちょうど春から夏へと移ろい行く今の時期になると特にね。少し手を伸ばせば届きそうなのに、でも、もう二度と、絶対に触れる事のできない思い出の幻影をいつまでも追い続けているような、それを追い求めなくてはいけないかのような脅迫観念に駆られる感覚に。そして今年もだんだん夏が近付いてきて、その感覚に苛まれて、ふとした時にあなたの話していた事を思い出したの。概念としての夏の思い出の話を」


 僕はそう話す高坂美咲の目をじっくりと見た。彼女の瞳の中ではある地点で止まった時が時計の針を進められずにいて、もはや永遠に動くことの無いような閉ざされた世界があるような気がした。そこでは全てがぴったりと止まっていた。彼女はテーブルの上に肘をついて、それからまた話し続けた。


「初夏になって、盛夏の匂いも次第に世界のあちこちに漂うようになってくると、取り戻したい思い出と追いかけっこみたいな戯れあいをしちゃうんだ」と彼女は言った。「でも、その取り戻したい思い出はこの世界のどこにも無いの。そして、どこにあるんだろうって探していると、夏はあっと言う間に終わっちゃうの。私はそんな話をしたかったからあなたと会おうと思ったんだ。こんな話に共感してくれる人なんて殆どいないし、学校内じゃ女子も男子も、こんな話ができる子は一人もいないから」


「一人もいない訳じゃないと思うけどな」と僕は言った。


「確かに一人もいないって事はない気がするけど、でも、そんな話のできる相手を学校内で探すのはとっても難しいの。それは直哉くんも分かるでしょ?変な人だって思われないように同調圧力の中で息を殺すような日々を過ごす学校生活では特に」


 確かにそれはそうだと僕は思わされた。僕も、学校内でそういった話題を出せばたちまち変な奴だと思われて、最悪の場合周囲の全員から敬遠されることになったかもしれない。いや、それ以前に僕は学校で会話をする相手は二人しかいないが……それはそれだった。だから、僕も似たような感性を持ち合わせている高坂美咲と気軽に会話をする事は楽しかった。


「僕も、高坂さんとこんな話ができて嬉しいよ」と僕は言った。「例えば、僕も夏が近付く度に存在しない『少年時代の夏の思い出』を追い求める癖があるからね。空に漂う入道雲とか、澄み渡る青空、蝉時雨の響き渡る山林、青く映えた海と砂浜、麦わら帽子の少女などの『概念としての夏』を追い求め、もう小学校を卒業して何年も経つのにそれらを探し続けてしまうよ。小学生の夏休みに抱いた色々な感性を取り戻したくて、それがいったいどこにあるのかも分からないまま、僕は夏になると孤独な旅を続ける。きっと今年もそんな夏を過ごすだろうし、たぶん大人になっても、死ぬまで続けると思っている」


「そうそう、そんな感じの話。私は、直哉くんの口からそういった話を聞きたかったの」と彼女は嬉しそうな表情をした。僕は彼女のそんな笑顔を見ると同じように嬉しくなった。でも、その笑顔の裏にはどうしようもない哀しみがあるような気がした。彼女は、嬉しさと同時に予め喪われてしまった過去を慈しむような切ない目をしていた。もしかしたらそこにあったかもしれない幸せの破片を探し求めるようだった。


「夏がもたらすあのやるせなさの正体は、いったい何なんだろうね」と僕は言った。そして僕の考え込んだ表情を見て彼女は微笑んだ。綺麗に並んだ白い歯が見えた。


「自分以外の、この世界にいるみんなが幸せそうに見えるからだと思う」と彼女は言った。「そして、自分には『概念としての夏の思い出』と『偽りの記憶』しか無いのだと思い知らされるから、どうしようもなく切なくて、やるせなくなるんじゃないかな。自分の中に本当にその体験があったという訳ではないのだと分かっているのにも関わらず、まるで自分が実際に体験したかの如く夏が近づく度に脳裏に浮かび上がる偽物の記憶の数々が心を締め付けるの。田舎のお婆ちゃんの家の縁側で食べるスイカ、彼方に山並みの稜線が映えている田舎の一本道と道祖神、田圃のあぜ道を進んだ先にある小さな鳥居、夜に小川の上を飛び交うホタル、ひまわり畑の中を歩いている私、かき氷とラムネが冷やされている井戸水、家族との帰省で乗るローカル線からの車窓、そして海辺の誰もいない無人駅で降りたときの潮の香り。現実にはその殆どを子供の頃に経験していない筈なのに、こうして初夏から盛夏へと向かって行く真っ只中にいると、そんなものの一つ一つがまるで走馬燈のように浮かんで駆け回って行くの。そうして、本当に過ごしていた現実の小学校時代の夏休みと比較してはただ悲しみに暮れてしまうの」


 僕は冷めてきたコーヒーを一口すすって、そしてまた長い間、彼女の顔を見つめた。そこには表情らしいものが見つからなかった。ただ、遠くにある風景をぼんやりと眺めるかのように静かな目をしていた。


「私、小さいときは身体が弱かったから外でなんて殆ど遊べなかったし、小学校の高学年以降はずっと勉強ばかりで友達と外で遊ぶことも、家族で田舎に行ってみることもなかったの。ねえ、直哉くんは、小学生の頃はどんな夏を過ごしていたの?」


「僕だってたいした夏なんて過ごしていないよ。友達だってぜんぜんいなかった。高学年になるとただ塾通いを続けただけの夏だった。でも、時間のある時に、この送電線はどこまで続いているのかな……なんて思って、小説『鉄塔武蔵野線』に感化されて辿って行った事はあったかな。夏の日差しの中、川を越え、国道を延々と自転車を漕いで、汗だくになりながら鉄塔を巡ったよ。ヘトヘトになりながらね。でも、現実は小説のように美しくはないね」


「でも、自転車で行けるところまで行ってみようなんて、それも理想の夏の一つだと私は思う。だって、私にはそれすら無かったんだから」と彼女は言って、それからまた話し続け、僕は黙って聞いていた。「だから、きっと私は、さっき話したように色々な夏の姿を追い求めてしまうんだ。そんな概念を愛でているだけにすぎない偽物の記憶であっても、もしかしたらそれが本当の思い出なんじゃないかって錯覚して、必死に縋りつきそうになるの。どれだけ必死に背を伸ばしても、手をどれだけ探っても、届くわけもない『もしかしたら存在したかもしれないもう一つの夏の思い出』を抱えながら、世界のどこかにその思い出の破片があるのかもしれないなって、きっと大人になってもその想いは封じ込める事ができなくて、夏が来る度に意味もなく青春18きっぷを買ったりして、在るはずもない思い出のありかを追い求めて彷徨ったりする。そんな人生を歩む事になるのかなって」


「たぶん、僕も将来的には似たような人生を歩むのかもしれないな」と僕は言った。「僕も小学校の頃なんかを振り返ると、帰ることのできる永遠の場所としての少年時代の思い出がそこにはない事に気付かされるから。そして、中学生以降はその空っぽの入れ物の“少年時代”を架空の記憶で満たそうとして、どこにも存在しない思い出を探し続けていた。僕は少年時代を終了することはできたけど、本当の意味での『修了』はできずに思春期を迎えた。そしてこのまま、少年時代はおろか思春期も修了できずにひたすら架空の少年時代に縋りついたまま無為な人生が過ぎていくのだろうね」


「私たち、やっぱり色々と似たものがあるみたいだね」と彼女は言った。


 僕は心の底ではそれを認めたくはなかった。でも、やっぱりそうだ。きっと、これから先の人生も、毎年夏が来る度に遥かなる青空を仰ぎながら「少年の日の夏の思い出」とか「正しい夏のあり方」などという漠然とした記号を追い求め、「満たされないな」なんて言って無駄に生き続けるのだろうと僕は思った。それはなんとも悲しいことだが、遠い昔日に置き忘れたものを取り戻す事はできない。その現実に向き合うだけで全てに絶望させられた。


「想像の中でしか生きていない物事に縋りつきながら、もしかしたら存在していたのかもしれない思い出を求めてありもしない追憶へと精神の糸を通し続けるのは無為な営みだな」と僕は自嘲した。



「でも、本当の思い出がなかったとしても、小さい頃の私にはたくさんの理想の夏の姿があったんだ」と彼女は言った。「小学6年生の8月31日の夜に、近所に住む幼なじみの男の子に連れられて星空を見に行きたいって今でも思うの。『星が綺麗だね』って私が言って、二人で星に向かって手を伸ばす。すると彼は『全部の星が落っこちて来たらいいのに』って言って、流れる星に願いを込めるんだ。ただその人と、ずっと一緒にいられることを願って。でも、いつまでも少女ではいられなかった。小学生には戻れないし、今年でもう高校生も終わっちゃう。人生最後の夏休みもあっという間に通り過ぎちゃうんだ」


「夏休みは、まだ大学生になっても過ごせると思うけど」と僕は言った。


「ううん。大学生の夏休みは決して『夏休み』なんかじゃないもの」と彼女は否定した。「日本の夏の風物詩を味わえるような催しは、7月中旬から8月のお盆過ぎ頃までの間に集中して開催される傾向にあるじゃない?でも、その一方で大学生の夏休みの多くは8月に入って一週間くらい過ぎてからだし、終わる頃には秋めいた気候の真っ只中の9月後半になっているもの。空の色は薄くなっていて、近くにあった入道雲も遥か先へと遠ざかっていて。だから、大学生の夏休みは名前だけで、その中身は、実際には『夏休み』でも何でもないって私は思うんだ。私が求めているのは、8月31日の寂しさとか切なさを永遠に保存し続けたいって切望した少女的感受性なの。だから、夏休みは8月31日が終わりじゃないとダメで、それを味わえるのは今年が最後なの」


「その、夏休みとは何であるか……という定義付けは非常に難しいな。それに、今年の夏休みの終わりは9月1日だし」と言って、僕は頭を抑えた。なんだか哲学的な問いになってきたな、と僕は困惑させられた。そして、彼女は随分とロマンチストなんだな、と僕は思った。でも、僕にも似たような思いはあった。長い休みが来る時のワクワク、好きな子とお祭りに行く前の緊張、一瞬にして散ってしまう花火のような儚い思い出、熱に浮かれたような恋が終わる時の寂しさ、それら全てが混ざった『夏休み』が小学生の頃の僕には無かったし、そして今でも諦めきれずに憧れている。少年時代に戻ることなんて不可能だと分かってはいるのに、その思いは心の中から消え去る事はなかった。


 「ねえ、私は時々こんなことを思うんだ」と高坂美咲は言った。「春も夏も寂しい季節だけれども、春の寂しさは出会いや別れに起因する現実的な寂しさで、夏のそれはひたすら美しい思い出や概念を追い求めている『夢の中にいるときの寂しさ』なんだなって。その夢はとても楽しい夢なんだけど、結局は夢の中にいるからその楽しさを誰とも共有できない。私、夏ってそんな寂しさがあるような気がする」


 その言葉はずいぶんと的を射ているものだと思わされた。確かに春も夏も寂しい季節だけれども、その違いについて考えた事はなかった。そして、僕にも夢の中で過ごした夏はたくさんあった。僕も彼女の話を聞いているうちに、自分の胸の内にため込んでいた夏への感情を吐き出したい衝動に駆られた。


「ねえ、高坂さん。僕だって小学生の頃、『夏休み』という言葉は魔法の玉手箱みたいに思えたんだよ。ラムネ、風鈴、そうめん、プール、青い空、浴衣、夏祭りみたいな“理想的概念”が全て詰まっていた。長い長い休みは時が止まったかのようで、何時までも続くように見えた。けれど、結局は何も成し遂げる事ができなくて、8月31日に玉手箱を開くと、夢は泡のように消えていった。梅雨が明ければ、あっという間に7月が過ぎ去り、驚くほどの速さで8月も終わる。そう考えただけでも、まだ夏なんて来てもないのに何故か寂しい気持ちにさせられるから不思議なものだ。長い長い休みを心待ちにしていた小学生の頃、終わりを考えると寂しかった。感傷という言葉を覚えたのはいつだったかかな」


そう言って、僕は冷たくなった苦いコーヒーを啜りながら窓の外を眺めた。眼下にはオレンジや黄緑や水色の電車が忙しなく行き来しているのが見えた。西側から差し込む陽光は真昼間と比較すると、随分と淡くぼんやりしているようだった。僕たちはまた様々な物事に想いを巡らせた。


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