気まぐれ閑話【04】

好きになるタイプのキャラについて

 それが小説でも、漫画でも、アニメでも映画でも、私が好きになるキャラクターというのははっきりと傾向があります。

 詳細は、以前に書いた「長耳のベアラー」の感想冒頭で述べた通りです。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054894179591/episodes/1177354054894181477


 今までの感想で、名前を挙げたり、言及しているキャラはだいたいこのタイプ。

 そして、このタイプが登場しない物語は、どんなにおもしろくても、どうしても好きになれずに終わってしまいます。感情移入がしにくいのです。

 トップページのタグに入れた【「好き」と「おもしろい」は別ベクトル】も、このあたりに起因しています。


 戦隊モノならば、緑か黒。プリ〇ュアなら黄色。

 組織なら参謀か腹心の部下、部活なら副キャプテンかコーチ。


 熱い主人公ヒーローではなく、その対になるクールな親友ライバルでもなく、魅力的な悪役でもなく、主人公グループの主要ポジション、だいたい四番目あたりにいます。


 私が好きになるこのタイプの大前提は、「頭の回転が速い」です。ものすごく考える。同時に「自分の立場を弁えている」ので、ここぞという場面でその実力を発揮して、それ以外は主人公たちが騒ぐのを見守ることが多く、至って飄々としています。聞き上手なキャラも多い印象です。

 あまり感情が表に出ず、微笑む程度でめったに照れたりもしないし、たまーに怒るとめっちゃくちゃ静かにキレて本当に怖いっていう。でも本当は主人公に負けないくらい熱い想いを秘めていたりして。あああ好き。いいよねいいよね。飄々淡々。


 このタイプが主人公の物語が、もっとあったっていいじゃないか!!!



 自分のための物語、下書きの書きかけで放置状態のものが何作かあります。

 読みたいし書きたいし、なかなか思うように進まずもどかしいですが、目指すは完結です。

 公開できる日が、そう遠くないといいなあと思っています。

 そして自分で読みます。

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