アデリナが無事で良かった。
記憶を失ってしまいましたけど、まあ命を失うよりはましですからね。
ケン坊はまた失恋してしまいましたが……いつかは恋が実るといいですね。それはそれで問題か。
話の構造上、大筋が見えているハンデがあるにも関わらず、面白く読ませていただきました。
作者からの返信
新巻へもん様、コメントありがとうございます。
ご指摘の通り『話の構造上、大筋が見えている』のですよね。それでも今回は「ゲストヒロインを存命させる」というのが執筆テーマだったので、こういう形になりました。彼女が色々と覚えているままのハッピーエンドになってしまうと、この話限りの「ゲストヒロイン」ではなくなってしまうので(シリーズのその後の作品でも関わりが出来てしまうので)『それはそれで問題』ですから。
そんなメタ的な事情も絡んだ作品でしたが、『面白く読ませていただきました』と言っていただけて良かったです。
アデリナ的にはベストな終わり方で、ケンとしてはほろ苦い終わり方。
良いラストでした。
こういうビター的なエンドがよく似合いますからね。
作者からの返信
山川海のすけ様、コメントありがとうございます。
時代劇の「必殺」でも、単純なバッドエンドではなく、しんみりとほろ苦さのあるビターエンドだからこそ、私は「必殺」シリーズが好きなのだろうと思います。
そのテイストをラノベっぽいWEB小説でも出したい、という異世界裏稼業シリーズなので、『良いラスト』『こういうビター的なエンドがよく似合います』と言っていただけるのは大変嬉しいです。
レビューもありがとうございました。
まさに「同じような作風が好きな方からのレビュー」という感じであり、本当に感謝しています。