第5話 牛食わぬ鬼……



 美濃の蝮。

 斎藤道三の事をまむしと言う。

 斯波しば土岐家を滅ぼし、美濃を手中に収めた油売り。

 土岐家は源氏。

 織田家は伊勢平氏。

 源平の戦いは、鎌倉時代以降もまだ同じだったのだ。

 この時代の切支丹医師だった曲直瀬道三は、医学校の啓迪院けいてきいんで医学を教えた人物だったが、織田信長公、豊臣秀吉公、徳川家康公と、戦国乱世の英雄側で、切支丹医師として在世した。

 昭和天皇陛下の御幼名、迪宮みちのみや様の迪の字が啓迪院けいてきいんの名前に含有されている。

 マナセ族。

 オリーブの栄光とされた法皇は前法皇ベネディクト16世猊下げいかだったが、彼はドイツ第三帝国のナチ親衛隊だった人間だ。

 現在の法皇猊下であるフランチェスコ法皇はアルゼンチン出身。

 イエズス会出身の法皇猊下が、ユダヤ人女性作家がブラジル奥地で発見したヒトラーと愛人の墓の調査結果を知らない訳がない。

 1984年まで生きていたとされるヒトラーと愛人の黒人女性の墓で、その遺骨の調査がされていた。

 イエズス会が法皇の犬とされ、ケルベロスなのか、それともシリウスなのか?

 天の狗である天狗星と彗星が、天を掃除する星なのか?

 宇宙のゴミを引き連れて、月の軌道の外まで引き寄せる存在。

 巨大なロケットがその引力でスペースデブリを地球軌道外まで運ぶのだろうか?

 スペースデブリを地球に落下させるのではなく、全てそのゴミを軌道外まで運ぶ。

 その超巨大ロケットエンジンに核パルスエンジンが使われるなら、地球の全ての核廃棄物を使って、その超巨大ロケットと言う時代錯誤な存在を作る理由にもなるだろう。

 青森県六ケ所村。

 核廃棄物のゴミを埋設する場所。

 恐山。

 核のゴミとして、福島県第一原発事故で放射能汚染させた原因としてストロンチウム90の半減期が約29年から30年。

 放射能量が半分になる期間が30年なのだ。

 その光の相対性理論の光の座標中間地点を超えた時、対数ログ2の関係の反比例、周波数と波長は逆転する。

 分母と分子。

 草薙の剣をご神体とする熱田神宮は尾張にあり、伊勢平氏としての織田家。安徳天皇を輩出した平氏の家系が守っていたのだ。

 草薙の剣を盗んだ新羅の僧侶が居たが、海中に没したその剣を回収したと言い、壇ノ浦で海中に没したとされる草薙の剣の箱(筐体きょうたい)は、当然回収されただろう。

 三種のレガリアある場所に天皇陛下が鎮座するなら、安徳天皇が生き延びたとして、瀬戸内海を沿岸伝いに伊勢へ戻ったのかもしれない。

 九鬼くき水軍。

 アダルトビデオメーカーで九鬼と言う製造メーカーがあるが、九鬼の水軍としての海女が存在する沿岸地域で、小麦色のマーメイドはスラリとした美女として存在していたのだろう。

 海女と天。

 隠語でホトとは女性器の事だが、ドイツ語のカントは英語だと女性器の事だ。

 美濃と尾張。美濃が塩を求める時、越ではなく、南下して尾張と同盟を結んだ方が良いのは当然。

 美濃と不破の関。関ケ原と呼ばれる場所は美濃の不破の関の事だ。

 天下人の東西で分ける関ケ原なら、美濃から安土に移った時点で、東西の分け目は安土へ移った。

 関東の平氏は伊勢平氏の祖であった平 貞盛ではなく、相馬小次郎=平 将門の家系を再興させた相馬一族の手にあり、彼らは豊臣秀吉公が小田原城を攻めた後の奥州仕置きで守谷の地から奥州、磐梯、福島県となった相馬藩や中村藩といった福島第一原発被害地域に移封させられた。

 現在茨城県守谷には相馬一族の当主、相馬家の殿様はいない。

 相馬藩の最後の藩主は、家族、親戚から毒殺されそうになり、それを家臣であった錦織一族が裁判まで起こし、相馬藩最後の藩主の為に闘争としたというが、その毒殺未遂事件が本当だったのかは、最後の藩主が精神病院に入所させられた後、真相は闇の中にある……。

 

 織田家と伊勢平氏。平 貞盛公と戦った平 将門公。

 東京、帝都の怨念は神田大明神が開封されるか、否かにある……。

 封印。

 財務省、旧大蔵省の傍にある将門公の首塚。

 戦後マッカサー元帥が首塚を移転させようとした時、重機がひっくり返り重機操車が死亡した事件。

 徳川埋蔵金がある場所は、祟り神が籠る場所だったのか?

 誰も掘り起こす事がない場所。

 現在の警視庁のある場所、都の西北である乾門、半蔵門。

 新宿新大久保駅の地下には服部半蔵が掘った地下通路の出口が存在する。

 服部半蔵の姪が徳川秀忠公の母親だった。

 伊賀と甲賀。

 信濃の諏訪大社の御神体の守屋山、守矢山。

 甲賀三郎は愛する女性が山の地下に連れ去られ、その女性を奪回しようと山中の地下迷宮へ下ったとされる。

 甲賀の真田者。

 真田は源氏。

 信濃源氏の同族、村上、手塚、飯島、飯沼、高梨等の信濃源氏一族。

 諏訪大社の末社に飯沼諏訪神社も存在する。

 洞窟内の人間。緑色の髪の毛をした超人的膂力を持つ士師のサムソンはその長い緑色の髪の毛を剃髪された後で、視力と膂力りょりょくを失ったとされる。

 愛人デリラに裏切られ、ペリシテ人に売られたサムソン。

 彼の聖祝日は7月28日だがカトリックの暦では365日に聖人が割り当てられ、化け物の日であるハロウィンは全ての聖人の日とされる。

 聖人自体が合体しキュマイラと化す日。

 他人の名前を偽り声を合成しようとした時、その霊体は化け物化する。

 声で現出する霊体。声で映像化する。合成周波数で映像化する物体。

 声真似とはそういう事なのだ。


 和道。


 人気者ほど、意識は合成し、嫌われ者ほど、霊体は綺麗になってゆく。

 容姿端麗なルシフェル。傲慢故に嫌われ、単独の存在になった時、声の周波数は綺麗に戻る。

 アイドルグループが大勢で歌う事で、合成した声、周波数で現出する映像はキメラ化している。

 他人の声に重ねる自分の声が周波数を合成させ、映像をキメラ化させてしまう。

 嫌われ者のルシフェルは、自ら嫌われ綺麗な声を持った。

 甲高い声が周囲を配下に置く。

 自分を偽る声は自分を醜悪化させている事、神道とか同調が自らを醜悪化させてしまう事に気付いていない存在が多いのだ。

 新興宗教のよくやる手口のテレパシー、エスパーなどの能力は存在しない、その存在へ至る行為が許されない事なのだ。


 差道。


 自分へ回帰する事。

 自分で自分の名前を呼び、自分へ戻る事で自分を取り戻す。

 相手を呪い、相手を愛し、他人の名前を念仏のように唱える事で霊障としての障礙の怨念となってしまうからなのだ。

 全地が水に沈んだという大洪水。

 アトランティス大陸=地中海のサントリーニ島説と、付近のパトモス島とエウボイア島。

 エウボイアの別名エビアンは、実際ヘブライの戒律派にエビアン派として存在し、エウボイア=エビアンをフランス語で解釈すると、エビ=水、アンとは天の神アヌ=アンとして、日猶同祖論でも出されるシュメール神話と須弥山と、シュメール神話で

神聖なる言葉とされるエヌマ・エリシュの意味が、天の水の物語=大洪水神話だったのだ。

 アトラスとヘラクレスが自分の仕事を交代した時、アトラスが背中で背負っていた地球をヘラレクレスが肩代りし、ヘラレクレスの子孫が移り住んだ島が、エウボイア島だった事実がある。

 ドーリア人、イオニア人がエウボイア島でアルファベット文字を作ったという定説の中、母音が無いヘブライ語。子音だけのダイゴ録、ヘブライ文字に母音が無い事と発音を隠したイオニア人とドーリア人。

 エウボイアとエビアン。

 ダムではなく、段差を作った河川工事。段差を作った河でダムではない中規模の水を使った発電施設は容易に作れる。

 本能寺の後、徳川家康公が伊賀越えで傷を負った時、医師の高須一族がその家康公の傷を癒したという。現在でも残るあの高須一族。

 高須クリニックの院長一族が本能寺の変後に存在していた家康公の傷痕を知り、その後の本物と影の区別がつく存在として現在まで生き残っている事を考えると、影武者がすり変わったという俗説は破棄出来る。

 東海道の宿場で、家康公は京、大坂見物に向かう途中で、水茶屋で小休息を取っていた。




「忠勝……」


 本多平八郎忠勝。彼の息子の本多忠政は家康公の長男、岡崎次郎三郎信康公の娘熊姫を妻とし、家康公のひ孫にあたるのが絶世の美男子とされた本多忠刻だった。

 本多忠刻に仕えた人物で宮本武蔵がいる。宮本武蔵は最初本多忠刻に仕えた。

 姫路城の天守の最上階に住むとされる魔物の刑部おさかべ

 二郎三郎とは松平家で嫡男につけられる名前の一つだったが、竹千代=元康=家康で、世良田二郎三郎元信が元信の名前も使っていた元康が次郎三郎として世良田流の得川を名乗り、徳川の前に世良田流の徳川家として世良田二郎三郎元信の名前を使っていたとも考えられる。

 岡崎二郎三郎信康公が岡崎城主として在世当時、信康公が家康公が使っていた次郎三郎の名前、幼名竹千代ではなく元服した時のミドルネームとしての二郎三郎を信康の名前の前に付けていた可能性。

 賀茂次郎義綱公は賀茂松平家の祖先として、新羅三郎義光公は甲斐武田家の祖として。

 その地域の神社を調べ、祖先がどの氏族か理解出来た時、武田信玄公は家康を潰さなかったのかもしれない。


 かも……。


 こうであったら?



 あの時ああしていたら勝てたかも?


 伏線を用意するのは自分の子供を影で逃がす。誰かの子として養育させる……。

 平 将門公の息子の将国公は土浦、桜川近辺で再起を図り、信太小太郎として信太の狐の元にあったのだ。

 信太の森で生まれた安倍晴明公伝説が現在の茨城県筑西市にある。

 平 将門公が京都で任官を目指し藤原氏一門に仕えていた時代。

 藤原純友と親交を持ち、承平・天慶の乱で東西で決起したとされる。

 陰陽道宗家の土御門家と平 将門。

 安倍晴明一族が河原者を使い、藤原道隆公の庶子である道宗公はサンカ中興の祖として乱裁道宗あやたちのみちむねとして丹波のサンカ一族の丹波一たんばはじめとしての地位にあった。

 被差別部落の者を怒らせるとその悪い縁は末代まで続くとされる。

 大体裕福でない彼らは痩せていて太ってはいない。忍者が太っていたら男をたらし込めないし、壁を飛び越える事も出来ない。

織田家が支配する尾張隣国の伊勢の内宮と外宮。外宮の御師。

 伊勢御師の一人であったこの男……。

 彼の額に貼られた呪符。

 その封印は彼の前頭葉を支配していた。

 牛の肉を食べない一族はカインの一族とされた。

 ヒトラーの第三帝国が求めたインド・アーリアがヒンズーとして牛の肉を食べない教義を作った。

 ナチズムの思想的指導者だった哲学者ニーチェの「ツアラストラはかく語りき」は、ゾロアスター教が牛の燔祭を禁止した事をインド・アーリアと紐付けた。

 牛を崇拝するカインが菜食主義の黄金時代をサタン=サトウルヌス支配として、ローマ国教としてキリスト教が支配する前、ミスラ=ミトラス教として、弥勒が牛を食べないカイン側=サタン側としての教義となった。

 決してミロクはイエスでもない。アベルとして牛を燔祭に捧げたアベル=肉食主義の一族のイエスがカインである訳がない。

 牛を食べない一族がサタン側=カイン側だったのだ。

 牛を食べない一族同士が見つめ合うと、ダビデの紋章のように額の一つ目=サイクロプスが正三角形同士で合体するようになる。

 その時お互いが分離する事が一番ベストであって、敵対関係でしかないその関係を分離する為、額に絆創膏を貼るか、呪符で封印か、十字架を書くか、額の前で左右の目の視野を遮らせるか、なのだ。

 牛の肉を食べない者同士が、愛でもなんでもなく、目の前で敵対関係になる時、お互いは戦争のような感覚で目の前で独り相撲を独り言のように霊障としての障害を持つようになるなら牛の肉を食べる事で救われる。

 一つ目症例は動物憑きとされ、眉間に一つ目のように左右の目の視野の中心が左右の目の中心で正三角形となってしまう。

 動体視力は鈍る。

 現在ビーガンが陥っている症例と美顔。

 前頭葉発達を作るカシュルートが牛肉禁止だったが、人類を高等知能化させた教義が、サタンとルシフェルを誕生させた。

 前頭葉は時差補正のセロトニンを作る。

 アフロデイーテはキプロスの女神だったが、キプロスとサイクロプスは同じスペルから派生する単語。

 伊勢御師の封印を解く時、ウルトラ7のエメリウム光線が出る。

 外宮山田奉行が配下に置く一族が動く理由。

 彼の呪符に書かれた文字を解読する誰かを求め、彼が探す男……。


 飛鳥井紫乃武あすかいしのぶ

 信長公蹴鞠道指南役……。

 賀茂、難波、飛鳥井……。

 賀茂の八咫烏に敵対する一族として、高久たかひさを長とする高賀茂一族。

 飛鳥井紫乃武を統領とする飛鳥井。

 難波の蹴鞠道……。

 三角形が変形する時、そのエリアの力は結界として機能するが、彼らが一つとなる事がない事は、彼ら自身が知っていた……。




ステージ5 タイムアップ

 



 


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