近況ノート新機能と、続・「書く」と「描く」
遅くなりましたが、ついに30話目まで来ちゃいました。このまま50話目まで行きたい気も。とすると、年内ではこのエッセイ終わらない可能性も出てきましたね。そんなに話すこともないような……。
まあ、のんびりと続けていきましょう。
最近、書くのも読むのも止まっていたのですが、カクヨム関係のことを何もしていないかというと少し違います。
今月、近況ノートに新機能が追加され、画像の掲載が可能になりました。悩んだのですが、せっかく追加された機能なので活用しようと思いまして。
ある自作品のキャラを描くのを試みていました。二年くらい前の作品なので今更感もあるのですが、実は、この作品を書く時にメインキャラのデザイン設定を描いていました。
なら、キャラを改めて描いて載せてみようと思ったんですね。
これがかなり難しくて。
小説ってカッコいい主人公がよく出てきて、地の文にも「端正な顔だち」なんて書きますけど、これを実際に描くとなると大変です。
カッコいい顔ってなかなか描けないですし、そもそも、人によってカッコいいと思う顔立ちは違いがあるはずなんですよね。
文章の状態だと、それぞれのカッコいい顔を思い浮かべているでしょうから、いざ私のイラストを見た時に「これはカッコいい顔ではない」と思うこともあるはずです。
可愛い顔や美しい顔、というのも人によって違うでしょう。
私の画力は拙いので、自分のイメージをきっちり出力できるわけではなく、なおさらこういったイメージの違いは起きやすいはずで。
このような「文章から思い浮かべるイメージの違い」については『「書く」と「描く」』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894143501/episodes/1177354054917379309
でも触れましたが、今回はこのことについてさらに書いてみます。
顔立ちに限った話ではなくて、髪型も地の文でこと細かく描写することはあまりしませんし、「髪色」も人によって思い浮かべる色にはバラつきがあるはずです。
例えば「水色」を検索して出てきた画像を見ると、それだけで色んな「水色」が出てきます。
同じキャラでも、読んだ人の数ほど色んなキャラがいる、ということにもなるのかもしれません。
以前も書きましたが、読んだ方が思うように想像できる楽しみも小説にはある、と私は思っています。なので、作者がキャラの絵を描く必要があるのがどうか、何度も考えながら描いてました。
ただ、実際の書籍のことを考えると、書店で手に取られやすいのは、目を引く表紙の本でしょう。カクヨム運営さんが近況ノートの新機能を付けたのも、このあたりが関係しているのかもしれません。
ですが、近況ノートだけに画像を載せられるという点が良いなと感じています。
イメージが見たい人は、小説の概要欄に近況ノートに絵が載っていると説明されていたら率先して見るでしょうし、そうでない人はイメージを見ないまま読むことができる。
読む側が見るかどうか選択できるという点では、とても良いですよね。
それに、近況ノートなので、イラストに限らず写真も載せられる。実際、動物や手芸、食べ物の写真とかを載せている方がいらっしゃいますが、見ていて楽しいですし癒やされることもあります。
という感じで、今回は近況ノートの新機能について書いてみました。ありがとうございました。これからものんびりとお付き合いくだされば。
……次は何の話をしようかな……。
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