「お前さんの話が本当なら、戻らん方が良さそうじゃの……」

「本当だぞ。河童は嘘は付かん」

「分かった。教えてくれて有難うな」

　河童の忠告を聞いたおばあさんはその話を信じ、村には帰りませんでした。一旦街に戻ると、ボロボロで傷だらけの村から逃げてきた人に出会います。その人の話によると、河童の話の通りに村が鬼に襲われたと話してくれました。

　詳細な被害の話を聞いたおばあさんは、徹底的に情報を集めます。村を襲った鬼の数、鬼の目的、鬼の集団の正体……。鬼の悪事はおばあさんの村だけではなかったようで、すぐに他の鬼被害者達も見つかります。

　おばあさんは復讐に燃える被害者達を集め、鬼に反抗する組織を作りました。

　反鬼連合は武器を集め、訓練をし、実力をメキメキとつけていきます。鬼の被害が増えると人間達の生活にも影響が出るため、スポンサーを見つけて更に装備も充実させていきました。

　連合が出来て３年。ついに復讐の時はやってきます。近くの村を鬼が襲う計画があると言う情報を掴んだのです。

　おばあさん率いる反鬼連合は、その村に陣取って鬼を迎え撃つ準備をします。数日後、情報通りに鬼が襲ってきました。おばあさん率いる反鬼連合は果敢に戦い、鬼を次々に撃破していきます。

　そうして、ついにおばあさんは鬼のボスを発見しました。おばあさんはチェーンソーを構えながらボスに近付きます。

　相手は憎き鬼のボス、速攻で倒す

　ボスなら話も分かるはず、交渉を持ちかける

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