16

 ピピピ……ピピピ……。


「うわああ!」


 おじいさんはベッドから飛び起きます。時計を確認すると朝の8時でした。死んだはずのおじいさんは、また元の部屋に戻ってきてしまっていたのです。

 記憶が混濁する中、おじいさんは何かの用事を思い出しました。詳細は覚えていないものの、早くその場所に行かなくてはいけないと言う事だけはしっかりと記憶しています。


「早く行かないと遅刻じゃ!」


 そう、おじいさんは学校に行かなくてはならないのでした。とは言え、もう朝の8時を過ぎています。急いでも1時限目の授業に間に合うどうかすら危ういのでした。



 急いで支度して学校へ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894146787

 いやもう今日はサボろう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894147268

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