12
「ふぉっふぉっふぉ。それでは頂きますかのぅ」
おじいさんは鼻の下を伸ばしながら美女からのグラスを手に取りました。そうして、グイッと一気に飲み干します。
「プハァーッ! こりゃ美味いわい!」
おじいさんはお酒に弱く、たった一杯で酔っ払ってしまいました。気持ち良くなったおじいさんはその場で酔いつぶれて眠ってしまいます。
「……んあ?」
おじいさんが気がつくと、知らない天井。どうやらまた別の世界に来てしまったようです。起き上がってキョロキョロと周りを見渡すと、そこは現代の文明社会のようでした。
部屋にはおじいさんが寝ていたベッドと机と椅子とテーブルがあります。窓からは高層ビルや道路を行き交う何台もの車が見えました。
「こりゃたまげた。とんでもない世界に飛ばされたものじゃ」
おじいさんは初めて見るものだらけのこの世界に驚いて腰を抜かします。そうして改めて部屋を見渡すと、テーブルの上に何やら立派な装飾の施された箱がある事に気付きました。
おじいさんの好奇心がうずいたのは言うまでもありません。
早速この箱を開けてみる
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894146285
いや、これはワナに違いない。まずは部屋を出よう
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894146480
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