13

「さてさて~。御開帳でござい~」


 おじいさんがその箱を開けた瞬間、もわああっと箱から煙が吹き出してきて、部屋の中を包み込みました。おじいさんは煙たくなってゲホゴホと咳払いをします。


「一体何じゃったんじゃ……ううっ」


 元々おじいさんだったおじいさんはその煙を吸い込むことで更に老いてしまい、その場で倒れて二度と目を覚ます事はありませんでしたとさ。


(おしまい)



 玉手箱エンド ED4


https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894396928

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