第7話 ウルトラマンへの熱意
ところで皆さん。ウルトラマンナイスってご存じですか?
もともとはウルトラマンの商品コマーシャルの中で放送されたミニドラマです。
ゴカゾク隊と呼ばれる一家が防衛軍で、ウルトラマンナイスに変身するのは一家の婿養子で二児のパパさんなんですよね。
しかも変身する方法がチョコを食べるという。そしてミニドラマなのでテンポも速く、ささっと話がまとまるんですよね。
そしてこのウルトラマンナイス。結構デザインが本格的で、かっこいいんですよね。カラータイマーの向きも独特で、OPもヒーローらしいですし、全編にわたってコメディでしたがちゃんとヒーローしてたと思うんですよね。
そういう作風だった為か、ナイスはその後の円谷展開でもコメディ枠として今なお活躍していると聞いています。
ナイスに関してはこれぐらいでしょうか。深く語れるぞって方もいると思うんですが、やはり僕の中ではCMって認識も強かったのです。
続いてはネオス。ウルトラマンネオスに関しては正直難しいですね。
ネオスというヒーローは知っていました。セブン21も知っていました。しかし本編なんて見たことなかったんです。なんで僕はそれを知っていたんだろうと思ったら、過去に一度、漫画を読んだことがあるんですよね。
でも結局特撮シリーズを見たのはコスモスの放送休止期間のみで、で間違いなく、飛ばしてたんですよね、僕。
興味がないわけじゃなくて、なんか見る気がなかったというか……そうしてだらだらとネオスはあまり見ないまま終わってしまったという感じですね……。
あと、僕自身が外伝作品をあまり見ない方だったのも大きいでしょうね。
この二作に関してはつまらないとかではなく、ただ単純に僕自身の捉え方、網の広げ方が悪かったということなんでしょう。
じゃあ今から見直す? って言われると厳しいですね……。
***
そんなこんなで、ちょいと陰りの見えてきた僕。
でも嫌いになるとかはなくて思春期に突入した頃にはあれですよ。ウルトラマンネクサスですよ。
終始ハードな展開が続き、ウルトラマンに変身する人も変わっていく。当時の印象としてぎすぎすしてるなぁと思っている反面、OPのカッコよさにはしびれましたし、デザインも好みのものでした。
あと防衛隊がダムから出撃するシーンがなぜか好きでしたね。
さてさて、そんなネクサスですがプロジェクトNという展開があったそうなんですが、あいかわらずアンテナの弱い僕はそこらへんには手を出していないです。
ただネクサス本編を追っかけていましたね。
その流れで映画「ULTRAMAN」を見て、リアルな生物チックなウルトラマンっていいやん……と思ったりしてました。
それにネクサスは確かにハードな展開が続きましたが、それじゃあヒーローとしてはというとばっちりヒーローしてたと思うんですよね。
当時中学生だった僕もそこに関しては否定もせず、ネクサス頑張れ! と思っていました。
そしてネクサスの色が青に変わり、変身する人が変わっていく、そして最後は……となんだかんだ視聴を続けていったわけですね。
どういうドラマがあったのか、展開はどうなんだみたいな話はまた後程にしますが、最終回の爽快感は素晴らしかった。
とはいえ、黒幕の正体は唐突じゃない?
***
あ、皆さんそろそろお気づきかもしれませんがこの頃から自分、いわゆるウルトラマン離れが始まっていました。
といっても見るものは見てましたけどね。ただ、熱中してみていたわけじゃないって感じです。
好きなのは間違いないが、絶対にこれを見なきゃならんってわけでもなくて……悪い言い方をすると惰性ですよね。
ネクサスの次、マックスもそうでした。なんだかんだ見てはいたんですが、最終回を迎える前に見なくなっていて、それを気にも留めなかったんですよね。
その当時は特撮エースという雑誌もあって、そのあたりで情報は仕入れてましたし。
まぁすぐに廃刊しましたが……。
でもマックスは印象に残る回が多かったですね。みんなめちゃくちゃやる気に燃える話とか、記憶喪失になるとか、魔法少女バルタンとか、つぎはぎのメトロン星人とか。
胡蝶の夢を題材にした話はわけわかんねぇ! となったこともありましたね。
その割には最終回を見てない。見たのはそれから数年後ですわ。
この時期は自分、二次創作なんぞに手を出していまして……まぁこの時期の二次創作といえばピンとくる人も多いでしょうね。
ぶっちゃけ黒歴史です。お前たちの平成二次創作って醜くないか?
まぁがっつりオタクやってたんですが、それはそれ、置いときましょう。なんでもいいですが、この時期を前後してFateシリーズを知りましたー。本当どうでもいいですね、はい。
そんな自分なんですが、やっぱちょろいですね。
ウルトラマン熱、再熱です。
***
メビウスとの出会いはもう僕もいい歳というか、周囲からはそんなものまだ見てるのか的な状況でした。
それでいじめられることはなかったですけどね。
メビウスは今までの平成シリーズとは違い、M78星雲系統のウルトラマンとなります。初代から続くウルトラ兄弟たちの系譜で、助っ人にも来てくれましたね。
新米ウルトラマンが仲間と共に成長していく青春ものでもあったと思います。
メビウスは時に失敗をし、時には敗北をしながらも、その都度仲間と共に立ち上がっていきました。
防衛隊メンバーにウルトラマンであることがばれて、それ以降も活動を続ける展開は珍しかったですよね。
それと歴代ウルトラマンたちの活躍、共闘はリアルタイム世代じゃない僕にも感動を見せてくれました。
メビウスは純粋に、ただ面白いと思ってみてきました。
その後のゼロは映画も見ましたがひとまずはメビウスまでで区切らせてください。
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