告白 

〜 雄太サイド 〜


杏那を帰り誘ったのはいいけど、なんか今日は緊張しちゃってうまく話せない。てか、いつ告白するべき?もう、駅着いちゃうよー。

よし、言おう。どうなってもいいや。


「あ、あのさ。俺、今日杏那に言いたいことあって。聞いてくれる?」


「あ、うん。」


って、俺は馬鹿か?聞いてくれる?って、なんで逆に聞いてくれないことなんかねーだろ。あーーーーーーーーーーーーーーー。もうダメだ。


「あのさ、一昨日遊んだじゃん?」


「うん。」


「ほんとはその時に言おうと思ったんだけどね。」


「俺、、、、、、なんだと思う?」


「え?」


って、なんだと思う?ってなんだよ。馬鹿か、早く言えよ。あー、もう本当にダメだ。


「いや、あの普通に俺実はなになにでしたー的な?笑」


あー、なに言ってんだー。もう、やめろ。言うんだ、俺。もう、言え。言えば終わりだ、焦らすな。電車きちまう。


「実は?えー、いきなりそんなこと言われても分かんないよ。」


「俺ね、実は、、、、、杏那のことさ、、、好きなんだ。」


「え、、、、、マジで?それは、驚き桃の木山椒の木。」


「なんだそれ。」


「へー、まじか。ありがと?笑笑」


「それでね、付き合って欲しいんだ。いい?」


「、、、、。いいよ?」


「ありがと。」


え、待って。俺、言った?てか、今いいよって言ったよね?杏那は俺の彼女?うそやろ。待って無理。嬉しすぎて死ぬ。


「ねぇ、杏那って俺のこと好きなの?」


「え、い、いやそれはー。笑笑」


「どうなの?」


「い、いや。」


「言えない?」


「うん。」



って。照れとるやん、可愛すぎな。マジ無理。萌え死ぬ。明日から俺はどうすればいいんだよ。マジで、心臓に悪い。


これから一生、大切にします。大好きです。杏那。

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