素敵な山場で、眠る前に2話くらい……と思っていたのに、つい一気読みしてしまいました。
何がいいって、リュウくんが自分の出生のことを知ってもそれほど揺るがされず、彼自身も戦いに寄与して決着をつけられたのが、とても良かったです。
それに鈴木さん。彼の食えなさは不思議と魅力的で、密かに推していたのですけど、この場面でより推しになってしまいました。
本当は極めし者だったんですね。それもめちゃくちゃに強い。でも力を誇示しないというところが、やはり魅力的です。
もちろん、主人公の世記もきっちり活躍していて、そこも良かったです。
なんだろう、彼って主人公だけど、どちらかというと周りをよく見て自分にできることを探すサポートタイプで、だからこそ映えるというか。
ここまで通じて、頑張る学生たちと、それを支えて導く大人たちという構図で、何でも主人公たちが解決できるという造りになっていないのが、現実的に思えてリアリティがありましたし、見守る大人たちの温かさも感じられて、ほっこりしました。
まだもう少し続きもあると思うので、楽しみにさせていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>つい一気読み
とても嬉しい一言です!
迷う役どころは世記に任せているのでリュウにはひたすらまっすぐでいてもらいました。
鈴木はわたしにとって付き合いの長いキャラなので書きやすいのです。初めて読む方にも推していただけるように描けて嬉しい限りです。
頑張る子供と支える大人という構図はどうやらわたしのおはこのようです。
ほっこりしていただけてよかったです。
あともう少しだけ、彼らの奮闘にお付き合いくださいませ。
「真正のツンデレ」にニヤニヤが止まりません(笑)
鈴木さんが闘気カラになるまでとは、相手は相当強かったんですねー。
最後は同盟で決着して、スッキリです。
三角関数跳び、きれいに決まりましたね!
とっさの状況で、リュウ君にしっかり闘気の使い方を教える世記君すごいです。
どんどんカッコ良くなっていきますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
摩天楼本編ではギスギスでしたが彼も成長しました。ツンデレが(笑)。
ツンだけだったのでよきかな。
三角関数は序盤から完全版をここで使うと決めてました(笑)。
何か一つリュウに極めし者としての自信をつけさせてあげたかったんですねー。
最初はただの寒がりだったのに、ちょっとずつ成長してます。