じわりじわりと、氷が溶け合っていくような

小説を読んでいてここまで胸が締め付けられたのは初めてでした。
傷を抱えた二人の少女。
歪な形のまま凍りついてしまった彼女達の心が、一つのきっかけによって触れ合い、ゆっくりとゆっくりと、でも着実に溶けて混ざっていく。
普通とは言い難い関係性。だからこそ、彼女達は変化していける。
読み進めていけばいくほど、二人の幸せを願いたくなる、そんな素晴らしい作品です。