【小さな詩集】キミノ声ヲ聴カセテ
つきの
キミノ声ヲ聴カセテ
「キミノ声」
ぽろりと
そんな優しい声で
ナカナイデ
なんて言うから
わたしは
小さな小さなオンナノコになって
声をあげて泣きたくなる
凍ったココロを溶かす
キミノ声ハ魔法ノ声
お日様の息子
◇◇◇
「ひだまり」
うつらうつらと
丸くなって眠る
いつのまにか
子犬になって
鼻づらをキミの胸に押しあてて
くぅくぅ眠る
ここはとてもあったかいから
ここはとてもあったかいから
◇◇◇
「もう少しだけ」
挫けそうになったり
投げ出しそうになったり
指折り数えて
オマジナイは
『キミに逢える日まで』
あと少し
あともう少しだけ
頑張ってみよう
そう思いながら
日々を積み重ねている
◇◇◇
「キミの好きな歌」
キミの好きな歌を
寄り添って一緒に聴く
同じ空間の中で
時々、目と目で
キミの好きな歌が
わたしの好きな歌になる瞬間
◇◇◇
「
キミがわたしの心に
わたしもキミの心の
強い炎にはなれなくても
キミの心を、ゆっくりと温めて
キミに
柔らかく包む
そんな
キミの心の
◇◇◇◇◇
「恋うた」
密やかに想い重ね
恋のうた
キミに届けと……。
◇◇◇◇◇
【小さな詩集】キミノ声ヲ聴カセテ つきの @K-Tukino
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