第2話 路上の少女(2)への応援コメント
杉浦遊季さま
自主企画「一気読み〜」の企画主・百一里優です。
この度は企画に参加いただき、ありがとうございます。
ところで……
この小説、無茶苦茶、好みです!
こういう小説と出会えるから自主企画をやってしまうんですよね。
孤独な、そして男性的な喋り方をする大人の女性と、格好はスレているようだけど内面には何か秘めたものがある少女。静かに語る一人称の文体。
第1話でエンディングは分かっているので、それまでの過程を涙ながら読むことになりそうです。
プロフィールを拝見しましたら、小説は引退されたとのことですが、ちょっと残念な気が……。
いずれにせよ、楽しみに読ませていただきます!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
かなり重めのお話ではありますが、のちのエピソードもお楽しみください!
一人残された女性(1)への応援コメント
終章を読み終わってから、再び此処へ戻ってきました。
正直に告白しますと、初めてこの序章を読んだときは「なんだか面倒だな」なんて考えていました。要は惰性で読んでいた、という事です。今ではそんな自分をグーパンチしてやりたい心境なのですが。
しかし、一歩引いて考えてみたとき、「なるほどな」と思うことがありました。それは、「読もうと思わなければ文章なんて読めない」ということです。彼女の「女の戯言」に聞く耳を持つことで、初めて物語は語られるのだと。そのようなメッセージがこの序章、さらには物語全体に込められていたのではないか、そう思えてなりません(深読みかもしれませんが)。
この物語を通して些細な変化ですが、少しだけ視野が広くなった気がします。素晴らしい物語を、ありがとうございました。
(読みにくい文章で申し訳ないです)
作者からの返信
やはり序盤のハードルの高さがネックになっているみたいですが、読めば深みにはまっていく。そんな泥沼のような作品だったのではと、今ふと振り返って我ながら思いました。
改めて、お読みいただきありがとうございました。
一人残された女性(2)への応援コメント
今までグダグダと感想を述べてきましたが、今回ばかりは言葉が出ません。このような素晴らしい物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそお読みいただきありがとうございます。
第32話 追いつく感情への応援コメント
ここでようやく冒頭に至るのですね。最初は「失恋でもしたのかな?」なんて他人事な気分で読んでいましたが、今なら彼女の気持ちがよくわかります。"見方"というのは奥深く、恐ろしいものですね。
作者からの返信
おそらく最初と最後だけでも一応の話の繋がりはできますが、間のバックボーンを踏まえたうえだとまた違ったものが見えてくるのかもしれません。
編集済
第28話 復帰(2)への応援コメント
「よく頑張ったね」
思わず僕も彼女にそう言ってあげたくなりました。ベタな展開だからこそ、「crazy」だった2人にぴったりだと思いました。
作者からの返信
それまでの過程(人生?)がぶっ飛んでるからこそ、「頑張った」という言葉の中にいろんな意味が含まれたのかもしれませんね。
第27話 復帰(1)への応援コメント
「不快なギターをなんとかしたい」
なんて言っていた頃の師匠が懐かしく思えます。今ではもう、少女の保護者のような気持ちになってますよね。
作者からの返信
そこがまたテンプレなツンデレ!
ツンデレっ子が拗らせたまま大人になるとこうなります。きっと。
第24話 自分という人間(3)への応援コメント
「孤独は檻であり、特効薬」
なんか文化人っぽいですね(笑)。
「深く人と繋がると生きていけない」
世間は"可哀想"と思うかもしれませんが、そういう"人種"も存在するんですよね。
作者からの返信
ボッチはかわいそうと言う人はいるかと思いますが、むしろ合わない人と人付き合いしている方が可哀想とすら思えますね。一人でいたい人も、大勢といたい人も、それは等しく本人の自由なので。
第23話 自分という人間(2)への応援コメント
「人間関係はエンターテイメント」という師匠の人間性が全面に表れていましたね。人情が無いから逆に慕われてしまう。奇妙ではありますが、わかる気もします。
作者からの返信
相手のことをどう思っているのかはどうあれ、表面的には楽しんでいるように見えるので余計に慕われやすいのかもしれないです。
第22話 自分という人間(1)への応援コメント
「何故か同性である女子からも」
……まあ、何となく雰囲気あるな、とは思ってましたが、本当にそんな事があったんですね(笑)。たぶん師匠は、人の目を見ないで(というより無視して)話すタイプだと思います。僕がそうなので。
作者からの返信
師匠は黙っていればモテるタイプかも。
と、ところで、本当に同性から……┌(┌^o^)┐
第20話 巡る季節(1)への応援コメント
そういえば、これ音楽の話でしたね(笑)。すっかり忘れてました。
作者からの返信
音楽以外の要素が強く出てますけど、メインは音楽ものかもしれない……。書いた本人が曖昧になってますけど。
第19話 自称悪い子の逆襲(2)への応援コメント
まさに「crazy」です。変なところで律儀な少女も、人間関係をエンターテイメントとしか見てない師匠も、狂っていて、惹かれました。
作者からの返信
二人ともロックだぜ!(たぶん違う)
編集済
第18話 自称悪い子の逆襲(1)への応援コメント
生贄……恐ろしいですね。僕も「便乗する傍観者」という立場で似た場面に立ち会った経験がありますが、誰か一人を生贄に捧げる未来もあったのかな、なんて考えていました。
作者からの返信
誰か一人に責任を全部押し付ければ解説とみなされてしまうことって、結構あるので、そうなったときの集団は本当に怖いですね。
編集済
第15話 少女の家族(2)への応援コメント
男の事を屑だと思う一方、僕の中で共感できる部分がありました。別に男は狂ってるわけではないんですよね。ただ、「家庭を持ってはいけない人間だった」というだけで。この世界で何人の男がそれを自覚できるのか、なんてふと疑問に思いました。
作者からの返信
なるほど。確かに。
人には向き不向きがありますが、それは家族という枠にも当てはまりますね。作中の男も父親としてはアレでしたけど、独り身であれば優秀な人物であるのかも。興味深いですね。
第14話 少女の家族(1)への応援コメント
「血の繋がっていない子供に愛情を注げない」僕も同じだと思いました。お腹を痛めることのない男たちにとって、子供との繋がりって"血"だけなんだよな、そんなことを考えていました。
作者からの返信
いってしまえば、母親の場合は自分の体から生まれたのだから確実に我が子と認識できますけど、父親の場合はDNAなどの科学的に調べないと確証はないわけでして、何をもって我が子とするか、何をもって血の繋がりなのか、みたいな。血が繋がってなくても愛情がある親子がいる一方で、血が繋がっているのに愛情がない親子もいますからね。
編集済
第12話 まつりの決意への応援コメント
師匠はやっぱり師匠だったんですね……。『ハーモニー』を読んで熱に浮かれる少女に対して、「決断し続けて生きていくのが自由」……安っぽい言い方ですが、どストライクです。
作者からの返信
意識が消失する小説を読ませたうえで、自分の意志で決断しろ、というのは、今思えば師匠もなかなかエグイことをやってますね。
編集済
第11話 サイエンス・フィクション(2)への応援コメント
中二病……僕にも痛い思い出がありますね(笑)。ただ、この時期を通過する事で大人になっていくんだよな、なんて思いました。この少女もようやく大人への階段を一歩踏み出せたのでしょうか。
作者からの返信
中二病は通過儀礼みたいなものですからねー。むしろ思春期に一度拗らせた方が人として深みが増すかも? しれません。
編集済
第10話 サイエンス・フィクション(1)への応援コメント
ここで『ハーモニー』ですか!
いやもう、本当に恐れ入りました。ありがとうございます。不良少女に貸した小説が『ハーモニー』。何というか、「師匠すげぇな」としか言いようがないです。
作者からの返信
こちらこそありがとうございます(?)
というかあの話を聞いたうえで『ハーモニー』を差し出すほどですから、やっぱどこかズレてるんですよね、師匠は。
第9話 まつりの事情(3)への応援コメント
「誰かの心に響く音楽がある」
僕は音楽とは縁のない暮らしを送っていますが、「僕にも小説と同じように、そんな音楽があるのかな」なんて考えていました。
作者からの返信
音楽も小説も同じで創作全般にいえるかもしれませんが、創作で心を響かせられれば作り手も受け手も最高だと思っています。いつでも作品との出会いは衝撃的かも。
第8話 まつりの事情(2)への応援コメント
傲慢かもしれませんが、不良と呼ばれる人たちの気持ちを感じ取れた気がします。
「何処で道を踏み間違えたのかがわからない」……浅い感想ですが、「なるほどな」と思いました。
作者からの返信
ふと思い出したのが、「なぜヤンキーはバカなのか?」「バカだからヤンキーになるんです」というやりとりを聞いた覚えがあります。鶏が先か卵が先か、みたいな、きっかけがわからないからこそ抜け出せないところもあるのかもしれませんね。
編集済
第7話 まつりの事情(1)への応援コメント
「あー、よくある虐待の話か」なんて思ってた自分を殴りたくなるほど、生々しい何かを感じ取りました。戯言ですが、やはり僕ら男に、女性を気軽に語れる資格はないんだな、と改めて認識させられました。
作者からの返信
虐待も物理的な暴力だけではなく、精神的にもいろいろなパターンがあるかと思います。そういった方向から今回はより女性的な要素を想像して生々しくしてみました。
第27話 復帰(1)への応援コメント
百合のギター(意味深かつ直球)。
ハミングバードか。地元の音楽仲間が楽器屋の爺様店長にそそのかされて車一台と同等のブツを買わされたことを思い出します。いや、良い音はしてたんですが。
作者からの返信
百合ギター(直球!)
ハミングバードは使いやすいんですけど、いかんせんお値段が……。でも昔ネック折れどころかヘッドそのものが消失しているハミングバードをジャンク2万で見かけたことがあります。
第26話 受け止めてくれる存在(2)への応援コメント
信頼できない語り手なんて用語がありますが、こっちの場合は捻くれた語り手だったようですね。嘘は言ってないけど、言動に対する光の当て方が違うというのか、そのせいでただのツンデレがソシオパスになってしまうようです。
作者からの返信
語り部の認知が歪んでいるからこそ、違った世界の見え方なのかもしれませんね。
第24話 自分という人間(3)への応援コメント
『誰も傷つけることのない平穏な生活』
手先が器用なのにぶきっちょな人物だと思っていましたが、この一節に凝縮されているような気がしました。
作者からの返信
「傷つけたいわけでもないのに傷つけてしまう」からこそ、結果自ら孤独を選んだ感じですかね。
編集済
第23話 自分という人間(2)への応援コメント
ことさら露悪的で反情緒的な言葉遣いをするところに、繊細さを見出します。
作者からの返信
自己中心的であることを本人が自覚しているからこそ、諦めにも似た失望感からくる繊細さかもしれませんね。
第22話 自分という人間(1)への応援コメント
哀しい過去、というよりは終わらない中二病のような、種類は若干違えど、まつりと気が合ったのも頷けます。
作者からの返信
二人とも周囲と馴染めないタイプだからこそ共感できるものがあったのかも。まあ師匠の場合は常に自爆でしたけど。
第19話 自称悪い子の逆襲(2)への応援コメント
アンバランスな二人ですね。だからこそいい感じに安定しているということでしょうか。
作者からの返信
お互いが極端に尖っているからこそ、凡人には理解されない部分で共感しているのかもしれないですね。
第18話 自称悪い子の逆襲(1)への応援コメント
世界を獲れる右が発見されてしまいましたか。出会ったのが潰れかけたボクシングジムのオーナーじゃなくて良かったですね。
作者からの返信
むしろトレーナーの師匠と出会い少女が世界を取りに行くスポ根ボクシング小説にするべきだったかも!
第17話 表出する悪意(2)への応援コメント
極端から極端に振れる不安定さは変わらずですが、今は他者とのつながりが途切れない安心感が増えたように見えます。
作者からの返信
いろいろな意味を含めてみると、彼女は本当にいい師と出会えたことになりますね。
第15話 少女の家族(2)への応援コメント
あまりのクズさに読みながら笑ってしまいました。一行ごとにクズの数値が上がって、クズスカウターが壊れました。
作者からの返信
この作品に登場する大人は全員ドクズですけど、父親が気持ち悪い方面でのトップクズかもです。まだまだクズシーンが出てきます。
第14話 少女の家族(1)への応援コメント
もうすでに漆黒の曇天だと思っていたまつりの過去がさらに曇っていく。この世界の神様キャラメイクで遊び過ぎじゃないですか。
作者からの返信
そ、その分まつりは天才的な才能を得たので。才能に極振りした結果人間関係が最悪になってしまったのかも。神様も加減を知らない……。
第12話 まつりの決意への応援コメント
生真面目が過ぎる変人同士のやり取りは、真面目にやればやるほどコミカルになりますね。あと、実質小卒みたいなアホばっかの専門学校卒としては耳が痛すぎました。同級生たちに読ませたらたぶんオーバーキルです。
作者からの返信
お互い性格に柔軟性がないので、ホントただのコントになっちゃいますね。
のちに師匠の過去編で在学中の様子が語られますけど、そのシーンはよりオーバーキルになってしまうかも。お覚悟を。
第8話 まつりの事情(2)への応援コメント
まつりの真面目さがよく表れたエピソードですね。真面目な子は不良になるのも生真面目に金髪にして化粧して遅刻するという。そして聡明でもあるから傍若無人に振る舞い続けることもできない。
作者からの返信
そうですね。真面目だからこそ決意してからの行動力がありますし、同時に危うさも目立ってしまうといったところでしょうか。
第7話 まつりの事情(1)への応援コメント
毒親だろうなと思っていたら、想像以上に子供の主体性絶対許さないマザーがお出しされてむしろ笑えました笑えない。
作者からの返信
毒親でもただのクズではなく愛情表現としての毒なので救いようがない。
という感じで一発でヤバい親であることがわかる感じで書いてみました。
第4話 帰り道の遭遇(2)への応援コメント
返信の文面を考えるために、無表情でじーっとスマホを見つめている絵が浮かんでふふってなりました。
作者からの返信
無難な返信をするために文面を考え過ぎちゃうタイプの人かと。LINEとかで返事が異常に遅い人みたいな。
第3話 帰り道の遭遇(1)への応援コメント
偽悪的ですね。キャラがだんだん分かってきました。「スマートに、無難に」は深層の繊細さ故かなとも思いました。
作者からの返信
先程のデレツンもそうですけど、人付き合いが全て表面的な感じかもしれません。深く踏み込まず無難に対処する、みたいな。
第2話 路上の少女(2)への応援コメント
親切にしながらも内心は冷たい。なんか新しいですね、デレツン? とでも名付けたいです。
作者からの返信
まさにデレツンですね。
でも相手からしたらただただ本心が見えない不気味な人と捉えられるかもしれませんね。
第8話 まつりの事情(2)への応援コメント
まつりちゃん、ロッカーじゃないですか!
作者からの返信
真面目な子ほど突拍子にロックかましたりするのでビックリしますね。