第59話 小説の書き方は売れている人の書き方本を読むのが一番
自分は『カクヨムで読まれる方法』を書いていますが、これはあくまで「どうすれば読まれるかな」という自分の模索記です。
なので、宣伝の仕方などは書いても、小説の書き方など基本的には書きません。
自分は小説書きというより記事書きみたいなタイプですし、それに小説の書き方は売れている人の本を読むのが一番だと思うからです。
本屋さんに行けば、実際に売れている方の書かれた小説の書き方の本がたくさんあります。
実際に売れてる小説家、あるいは実際に小説家を世に売り出している編集者さんの本が一番参考になると思います。
自分の読んだ本で例に挙げるとしたら、大沢在昌さんの『小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない』などは非常に参考になる本でした。
表現に困ったら何をすればいいか、キャラクターを動かすにはどうすればいいか等々、日本推理作家協会理事長であった直木賞作家自身が語ってくれている本です。
大沢さん以外にも多くの大人気作家さんが小説の書き方に関する本を出しています。
ネット上で「あなたの小説を評価します」というサービスもありますが、個人的にはそれよりも実際に売れてる方の小説書き方本を読むほうが、ずっと参考になると思います。
なにせ実際に「小説を書いてお金を稼いでいる方」です。
当たり前ですが、実際にそれでお金を稼いでいるわけではない人の話より参考になります。
料理店を開くなら、実際に料理店を経営してる人の話を聞くほうが、経営してない人の話を聞くより参考になるのと同じです。
もっとも参考になったからと言って、参考にして売れるものが必ず作れるわけではないのですけどね。
それが出来たらダイエット本を買った人は、みんなキレイに痩せられるわけで。
実際はダイエットの本だけが増えて、本人は瘦せず、痩せたのは財布だけということもあるわけで、なかなか難しいものです……。
でも、小説の書き方について読むなら、ネット上で誰が書いたかわからないものを読んだり、小説の仕事に関わってない人にお金を出して評価を頼むより、実際に売れてる方の本、編集をしている人の本を読むほうがいいかと思います。
きっとその方が糧になります。
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