第40話 有名にならないといけない深刻な理由
「好きで書いているだけだし、月に1PVでもいいや」
そういう方もいらっしゃると思います。
自分も書いているものが歴史ものなこともあり、数十年後に、誰かがこれを書いている人がいたんだと喜んで読んでくれたらいいなぁくらいの気持ちでいます。
でも、それだと困る深刻な理由があるのです。
それに気づいたのはRTで読みに行くタグをして、小説家になろうのページを見に行った時でした。
自分はなろうでは書いておらず、なろうに詳しくないのですが、ある方(RTタグに参加したのではない方)の小説情報にこう書いてあったのです。
「○○のパクリではありません! 私は○○が連載される前から、このシリーズを書いていました。○○に似てる、○○が元でしょうとか書かないでください」(特定を避けるためにぼかして書いてます)
その○○はスマホの広告でもよく見る作品でした。
真偽は別にして、有名にならなかった作品はこういう目に遭うかもしれないのです。
絵描きさんでも「○○のキャラっぽい」「○○リスペクトですか」と既存の作品のキャラに似てると言われるのを嫌だと言います。
ましてや似てるどころか「同じ小説サイトに載っている○○のパクリだろう」言われたらどうでしょうか。
読まれないより傷つきませんか。
自分はその作品を知らない、見たこともないと言っても、信じないであれこれ言う人もいます。
小説サイトの有名人になれというわけではありません。
ただ、ある程度「あの人は○○の作品が連載する前から、その話書いてたよ」と言ってくれるくらいの知名度は必要かもしれないと、そのパクリ疑惑を受けている方を見て思いました。
「深刻な理由」と感じるほどではない方もいるかもしれませんが、自分のキャラ・世界観・ネタは誰の真似でもないし、大事にしたいという方は、ちょっとだけ自分を認識してくれる人が増えるほうがいいかもしれないと心に留めておくのもいいのではと思います。
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