第39話 今の時代に必要なのは宣伝力
ここ数ヶ月『明治・大正・昭和の男色』という電子書籍を作っていました。
本が出来て一息……と思ったのですが、ふと、気づきました。
「宣伝の方法がない」
そう、宣伝方法がないのです。
これはネット小説もまったく同じことが言えると思うのです。
電子書籍をただ並べていても、見てくれる人はいません。
それはカクヨムにただ小説を置いていても誰も読んでくれないのと同じなのです。
ある程度、小説を書けている方に今後必要なのは何よりも『宣伝力』かと思います。
この『カクヨムで読まれる方法』を書き始めたときに書きましたが、『書く能力』と『宣伝する能力』は別なのです。
『製造部』と『営業部』は別で別能力が必要なのです。
「真面目に努力していればいつか誰かが見てくれる」というのは幻想で、どんな美味しい食べ物を作っても、やはり宣伝しなければお店に人が来ないのです。
10万字以上投稿している、コンテストにも出しているという方は、まさしくこの『宣伝力』が足りていないのでしょう。
もうそこまで書けているなら、一番に磨くべきは『宣伝力』といっても過言ではないかと思います。
自分も宣伝力のない身です。
今や「書籍化作家になれば出版社がすごく宣伝してくれる」ではなく「作者自ら宣伝しないといけない時代」です。
この連載を休んでいる間に、一次でも二次でもTwitterカードやプロフを置くとか、今こそ逆に自サイトを作ってみるとかいろいろな方法を見ました。
来年は「とにかく宣伝力!」を胸にまた連載を再開したいと思いますので、良かったら見に来ていただけると嬉しいです。
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