第38話 「マメ」であることの大事さ

「マメな人はモテる」と言います。


 そのマメさを軽薄と取る人がいたり、恋愛だと浮気しやすいと言われますが、でも、マメさって大事なんです。


 例えば誰かにコメントやリプをした時に、返事があったらちょっとうれしかったりしませんか。

 

 自分はマイペースなので、返事があってもなくても気にしないのですが、中には返事が欲しいなと思っている方もいますし、繊細な方だと返事がないけど何かしちゃったかなと不安になる人もいます。


 そして、返事が来ると、ちょっとその人への好感度が上がったりする人もいます。


 だから、マメさって大事なんです。

 『好意の返報性』というやつです。

 

 ネット小説家では特にそういうマメさや人付き合いの良さを発揮して、人気を得ている方もいらっしゃいます。


 ところが、それをしない方もいらっしゃいます。


 前に「読みますタグをやって、感想を書いても反応もしない人が多い」という愚痴を見ました。

 

「評価やブクマが欲しいだけで、感想なんて実は求めてないんだろう」「感想が来ないとわめきながら、実際に送っても反応がない」という不満も見たことがあります。


 仮に感想をもらって何か思っていても、いいねを押すなり「ありがとう!」の一言なりがないと、向こうとしては伝わらないのです。


 作者側が感想欲しい欲しいと叫んでいる場合は特に、叫んだ以上、反応は必要だと思います。

 

 特に感想を送っても反応がないのに、ずっと作者が「感想欲しい!!」叫んでると(あれ、欲しいのはお前からの感想じゃねえってことだったのかな……)となる方もいるかもしれません。

 

 マメというのは大変かもしれませんが、出来るだけマメになって、マメにお返事を返したり、反応を返したりしてみてください。


 また、マメさが必要なのは読者さんへの反応だけではありません。


 マメに自主企画に参加する。

 マメにキャッチコピーや紹介文を見直す。

 マメに近況ノートを更新する。

 マメにSNSやブログ、noteでも宣伝する。


 マメさは小説を読んでもらえる道に繋がるのだと思います。  

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