第34話 ☆1でもいいから入れて行って!という根気

 前に『小説家になろう』でのお話で聞いたのですが、タイトルみたいに書いてらっしゃる方がいたそうです。


「☆1でもいいから入れていって!」


 小説を書く方の中には「☆1なら入れないで欲しい……」という方もいます。


 低評価ならば入れないで、そっと去って欲しい。


 そういう評価が自作品に残るのは辛い。


 書き手さんの中にはそう思う方もいらっしゃるでしょう。


 でも、それを書いてらっしゃる方は「☆1でも集まれば☆3になる!」というメンタルだったようです。


 確かに言われてみれば、読んでいる側はわざわざ「この作品、☆がたくさんあるけど、☆1がいくつあるか……」なんて見ないです。


 極端に言うと、☆3×3評価の作品は☆9ですが、☆1×100評価の作品は☆100という3桁☆が付いてる作品と外側からは見えるのです。


 だったら☆1でもいいから入れていってほしい。


 そう思える精神は強いなぁと思いました。


 作家性の高い方というのは、どちらかというと繊細な方が多いです。

 

 しかし、こうやって貪欲な方もいらっしゃるんだなぁと思い、そういう根気や貪欲さは学ぶべきところがあるのかもしれないと思いました。

 


 

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