第21話 入口を増やすといいらしい4……普段と違うSNSを作ってみる
創作者さん同士が繋がるのは励みや刺激になっていい点もあります。
ただ、それゆえに苦しいときもあるかもしれません。
そういう時は創作とは違うSNSを作ってみてはいかがでしょうか。
創作以外のSNSを持っていると全く違う世界が見えます。
例えばみんな推しスポーツチームの試合結果しか気にしていなかったり、パッチワークを一生懸命やっていたりします。
いろんな人がいて小説書くのと違う趣味の人もたくさんいるんだと感じられます。
創作している人だけで繋がっていると、みんなが「更新しました」や「ランキングに乗りました!」書いていて、世の人がみんな小説を毎日更新しているような錯覚に陥ることもあるそうです。
しかし、世の人たちのほとんどが小説を書きませんし、ネット小説自体も知りません。
みんながネット小説のことなど一つも気にせず、桜が見ごろだったとか、新しいお店がいいとかそんな話をしているのを見ると、急に肩の力が抜けるときもあります。
そして、意外なところに読者さんがいるかもしれませんし、意外なところに創作の発見があるかもしれません。
もし「創作以外のSNS作ってもネタがないよ」ということでしたら、食べに行ったラーメンの写真を載せるのでもやってるゲームの写真を載せるでも、なんでもいいです。
また、自分のやっているゲームの繋がりたいタグで繋がりを増やすのでもいいと思います。
「SNSは創作のみ! 他のことは書かない!」という方もいます。
でも、もしあなたの目標が「同じように文章を書く人たちに評価されたい」ではなく「いろんな人に読んで欲しい」ならば、創作のことしか語らない、創作する人しか繋がらないではなく、別の人と繋がるのもいいかもしれません。
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