はじめまして井上さま、 楠本恵二と申します。
カクヨムで『カクヨムで読まれる……』を発見してから、時間の余裕がある時に興味がある項目を、ちょくちょくと拝読させていただいております。
内容には同意できる項目もあれば、すでに自分も知らず知らずに実践していた項目もあり、興味深く面白いです。
ただ、やはり全てのが共感というワケにはいかず、気になった項目に少しだけ言いたいことが
20話『カクヨムは小説を世に出すには……』
「世に出す」という意味がアマチュアが作品をネット上に公開するという意味なら、Web小説サイトは良いと思いますよ。
〔閑話休題〕
Web小説サイト〔カクヨムなど〕には『プロを目指す執筆者』と『アマチュアで楽しみたい』という両者が混在しているため、それが相方の考え方の違いから軋轢が生じているように思えます。
さらに悪いコトに、コンテストが開催されると本気でプロを目指している人たちに、混じってアマチュアで楽しみたい人も作品エントリーが簡単にできてしまう。
(作品郵送オンリーのコンテストの場合は起こりにくい現象が)
その結果、ランキング上位の、それほど本気でプロを目指していない作品が優位になってしまい。
元々「プロになれたらいいや」くらいのライトな気持ちで、執筆ノウハウが皆無なまま(クオリティ&クオンティティ) 一作目が書籍化されてしまうので、その先どうしたらいいのか分からないまま一発屋で消えてしまう悪循環が──お笑いとかアイドルと同じ様相が小説界にも。
〔本題〕
他のWeb小説サイトや、郵送作品コンテストの話しをすると、単なる愚痴の羅列になってしまいそうなので省略しますが。
コンテストに郵送作品応募をしてきたり、他のWeb小説サイトで作品を置いて、自作品の書籍化を目指してきた立場から助言させていただくと。
自分が見た限りは『カクヨム』は、他のWeb小説サイトに比べるとプロデビューの門が広いですよ、頻繁にコンテスト開催していますし。
追記・どこかの話や新話ネタでもいいですから、カクヨムには、プロ志望者とアマチュアで楽しみたい作家さんが混在していると……つけ加えておいていただければ幸いです
長々と失礼しました。
また、何かコメント書く時もあるかも知れません。お体をご自愛ください
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
カクヨムにしても他の投稿サイトにしても、確かにプロ志望の人とそれほどでもない方が混じっていますね。
ただ、コンテストに参加される方はやはりどこかで「書籍化出来たらいいな」と思っている方だと思います。
そういう方も執筆ノウハウがないなんてことはなく、たくさんのネット小説を読み、定期更新をして読者さんを掴んだり、好まれるパターンを取ったり、今の異世界小説には少ない主人公とかを研究して書籍化を目指したりしていると思うのです。
一発屋になってしまうのはネット小説出身に限らないと思います。
昔から「初版作家」という初版だけで終わってしまう方もいたので。
自分の書いてるものは読まれる方法なので、プロとアマが混在しているという話は書くことはないかと思いますが、もし、どこかでそういう話をということでしたら、楠本さんのエッセイでぜひ。
そんな引く手あまたな状況で困りたいものですな!
作者からの返信
打診複数ならいいのですが、ただ、同人誌を出す人はカクヨム向いてないかもです。最近は自費出版も増えてるのでなかなか難しいところですね。
そんな規約があったんですね…
気をつけます。