カクヨムで読まれる方法

第19話 誰も私の話なんて読んでくれない

　こんな話書いてても、誰も読まないんですよ。

　創作論なんていっぱいあるし、こんなもの書いてるわりに、お前の話は全然読まれないな笑われてるかもだし。

　PV伸びないし、これってカクヨムが悪いんじゃないの？

　読者がロクにいないとしか思えない。

　もう書くのやめちゃおうかな。

　なんて、もし、ここに書いてあったら、引きませんか？

　でも、意外とこれってSNSとかだと、やってしまうんですよ。

　心優しい人はもしかしたら「そんなことないよ」と言ってくれるかもしれません。仲のいい人は励ましてくれるかもしれません。

　ただ、普段絡んでいない人、通りすがりの人が見たら「なんだ、この人」になるかもしれません。

　お店で考えても、こんな愚痴言ってる店とか、あんまり行きたくならないのではないかと思います。

　自分も前に行ったお店で、とくとくと「ここは二階だからなかなかお客さんが来ない」と愚痴られたことがあります。

　最初は「大変ですね」同情したのですが、そんな美味しくない料理を「こんないいでしょ？」とか、こっちはお金払って食べてるのに、同意と同情を求められ続けて、疲れてもう行かないと決めたことがあります。

　初めてSNSを見る読者候補さんというのは、この自分が初見で行ったお店と同じです。

　時には愚痴りたいこともあるかもしれません。

　でも、抑えるか、テキストに書いて全消しするか、別アカに書くか、ツイしてしばらくして消すかなどして、あまり人目に付かない形で解消しましょう。

　もし、何か書きたくなったら、冒頭に書いたのを見て、思い出してください。

　なかなか自分でもゲンナリさせる出来の愚痴だと思うので。