第一〇六一回 もうすぐ二月になるね!
――そして二日になると。
もう四年となり五年目を迎える。桃栗三年柿八年が次なる目標になるかも。
連載を開始したのが、令和二年二月二日。当時の僕は中等部一年生の十三歳だった。
それがもう……
高等部二年生の十七歳で、もうすぐママになる。お腹の中で順調に育っている。二人の我が子。それはまるで、お母さんと同じように双子を身籠ったから、運命のような感じもしたの。だからこそ大切に、お母さんが僕を大切に育ててくれたように、僕もまた……
愛を育む。
貧困だった頃、僕が不登校だった頃、お母さんとの仲も険悪だったけど、それは大切に想うが故の悲しみの証。ぶつけようのない悲しみの結果とも言えよう。母も子も、きっと同じ思いだったからこその症状。ちょっと病気になっていただけだったから。本当は、仲の良い親子だったから。そして、やっぱりお母さんは偉大な人と、今になって思う……
僕を育ててくれた人だから。
そして今度は僕が、子を育てる親になってゆく。
もう実感する程の、お腹になっている。中では動いているのがわかる。カタカタと弾くキーボードの音もまた、未来に向かうための行進曲となってゆくだろう。今年の七夕になる頃は十八歳となって、成人年齢となる。その本質は選挙権を持てるようにと、お国を動かす政治家たちが考えたこと。それ程までにこの国は選挙が多い。政党もまた然り……
でも、いつかは大人になる。
子も親になってゆく。人類の理想的な子孫繁栄となってゆく。
それは一人ではできない共同作業。ダーリンがいたからできたこと。僕のダーリンもまた偉大な人だ。社会的にみればまだ、非力な子供の度が過ぎる御遊びとも思われるのかもしれないけど、それでも逃げずに、これからも、ずっと共に。御遊びなんかじゃない、大切な愛を育んでゆく過程で起きたこと。このタイミングだからこそ、起きたことだから。
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