第八八九回 寒波再び……と、思っていたら。
――驚くべき気温差。朝のホームは冷えた静けさだ。
それに合わして防寒具。制服の上に着ている。深い緑色をしている。
それは、あくまで朝だけの装備。
学園に着くころにはもう、防寒具は腕に持っている。
この春、これまでにない気候の変化。恐らく去年まではなかったと思われる。教室に入るなり……夏服になる子もいるの。まるで個人判断となったマスクの着用みたいに。
その光景は、まるで明治維新みたいに、
洋式と和風がコラボしたような感覚だ。
何でそう思うのかって? 偶々見た時代劇が、そんな感じだったから。ちょうど明治初期のお話で、立ち回りは刀ではなく、西部劇みたいなガンアクションが主流だった。
そこでイメージする。
脳内に描かれる背景。
まだ内容にもならない『ぐちゃぐちゃ』だから、試してみることにする。
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