第七六一回 其々の夜。想い星空に。
――響くキーボードの音色。お星様が鏤められるお空に届けとばかりに。
刹那的……
或いは切なくも、過ぎゆく時間……
このエッセイも、長過ぎたと思えた千のストーリーズ。でも、近づくにつれて、まだまだ続けたいと泣きそうにることも、最近はよくあること。この出会いを大切にと。
彷徨える……でも確実に、しっかりとした其々の想い。
想い出の……途切れた糸を繋ぐように、僕と
高鳴る鼓動。込み上がる、生きていることの実感。
今、僕がここにいるとの、確かなる手応えと、まだ続けたいとの思い。
だからキーボードを弾く。
僕とともに走る文字たち。心の音色を奏でながら。
凛は、お仕事として行っていたのは、学園での風紀委員というもので、……でもハードなもの。ジャッジメントと名乗る程で、警察と同じ意味が仕込まれていた。学園で起きた事件の解決のため、格闘能力のある生徒を集めていたという。凛の薙刀がまさにそれ。
その学園は、僕らの学園では勿論なかった。
凛が中学生時代に学園生活を過ごしていた場所。それは何と……私立
あの
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