第六六〇回 それは、うちのPC事情。


 ――去年のある日突然、ネットが切断された。インタネットが。ノートパソコンの方だ。



 去年といっても後期で、インターネットが繋がらなくなったの……


 もう一台の方は繋がっている、今も健在。時折は繋がりにくくなる時もあるけれど、更新はそちらの方で行っているの。僕は二台、PCを利用している。そこで活躍するのはUSBメモリー。お出掛けの際は、ノートパソコンを使用している。色は、黄色……


 ウメチカの執筆を始めた頃は、この一台から。


 僕と一緒に物語を紡いできた、大切なPC……僕と共に歩んできた影法師ともいえる。



 今はもう一台のPC。デスクトップ型……


 そこからウメチカは広がり、短編を拡散した。様々な『書くと読む』の条件に合わせての執筆。この度のバレンタイン企画も、もしかしたら短編を執筆するかもしれない。


 太郎たろう君たちが学園の入試試験に挑む同じ日に、バレンタインもあるの。僕の気持ちを形にしたチョコレート、ビッグなハートなの。その思いは、そして募る想いは、リボンで飾る僕自身をプレゼントしたいほどの想い……裸の僕を、じっくり味わってほしいの。



 ――ボン!


 飛び散る思考、僕の想像の限界を突破した音。恥ずかしさも満点だけれど、もう少し大人になれたのなら、できるのかな? 今の僕はまだ子供。その域には達していない。


 まだチョコレートで精一杯だ。


 ……二月十四日は、まだ少し未来のお話。なので、もう少し煮詰めてみたいの、コトコトと僕の気持ちを。「大好き!」という僕の気持ちを惜しみなく、愛情たっぷりに。


 そのお話を綴ってゆくの。


 僕の二月十四日のお話、バレンタインデーを。そのお話は、十三日に公開すると僕は決めている。バレンタインデーのお話、その企画に参加しようと決めたからなの……



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