第六〇五回 ウメチカから生まれた新章は。
――今も煌めいていると思う。
読者様の応援が、心に染みる今日この頃……本当に感謝が溢れて、励みになります。
ここからウメチカは、新たな章を迎えます。
僕らも、同じ高等部。
シャルロットさんや
全員が生徒会の風格を目指す。
やはり大願あればこそ、いじめにも勝る団結。痛みを知る僕らは無敵となる。
そうなった時、夢見ていた学園生活を、実現することができるの。僕が憧れていた世界観。大好きな少女漫画の『スクラップブック』のように。アオハルは始まるの。
いじめのない世界……
実現する兆しを、僕らはいつも心に持っているの。
だからこそ取り締まるの、生徒会の風格を持って。――そして今、始まるの。
ついにその日は到来したのだ、学園祭。翔さんもいる、芸術棟に。太郎君も待機しているの、同じ芸術棟に。モニターを見ていることだろう、二人が二人とも。
……いや、三人のようだ。密やかに摂も、その姿を見せていた。だとするなら、徹底した取り締まりだ。今日のこの日は集大成でもあれば、これからを占う学園行事。
そして、これを持って決まったのだ。十一月十六日から十八日にかけての大いなる修学旅行……。
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