第七十五章 熱い心を強い意志で包むこと。
第五三二回 急流する明日。何処にその調べが?
――それは微かなる調べ。聴くことができるか否かのミュートに近い音量。
だから変化に気付かないまま。そのまま四連休は完結を迎えて、新たなる章へと事を運んだ。それは、もう夏休みに突入している僕ら。その中に於いて、東の都で開催されているオリンピックは、様々なドラマを創り上げている。付き纏う賛否両論の声も、ニュースの世界にはあるのだけれど、それはきっと、僕らの思い方ひとつ。
蔓延防止から緊急事態宣言になろうとも、ルールを守れば感染拡大は防げると、僕はそう信じている。……でも、感染拡大は爆発的に起きてしまったのも現実なの。
よく見ると、ルールを守ってない人を見かける。……
収束したなら……
その時に見る世界観。開ける宝箱だと楽しみにしている。
だから、皆元気に収束を迎えたいの。それが僕の切なる願いだから。現実は厳しいのはわかっていることだけれど、前向きに、この先の夢を持って僕は歩んで行きたいから。
……
七月二十五日、第二次ウメチカ戦の最終日に知らされたそうだ。……仕方ないよ。と言う鈴木君よりも、残念がっていたのは
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