第七十章 変わりゆく世界観へのカウントダウン。
第四八九回 そよかぜとお戯れ!
――執筆を挿んで二度寝三度寝。その末に、落ち着いた午前の陽射しを迎えた。
この度の週末が明けたのならば、期末考査が控えている。一学期末考査……
そこを越えたら夏休みだけれど、……そうねえ、
気は抜けないの。僕は予定通りに進んでいるのだけれど、高等部への進学の準備。同じ学園だからといって決して何もないわけではない。進学するための、受験は用意されている。平等、或いは不平等なのか、それなりにということで。
しかしながら、
――参考書を購入した。私立
ただその前に今日は、
……ぼんやりとした一人の時間。緊急事態宣言が解除された今、まだ蔓延防止の最中だけれど、ある意味、立派な理由の揃った外出。電車に乗って、向かう目的地。
快晴とは少し離れた曇り空。その下を、そよかぜとお戯れ。
一人歩く奥の細道。ゆったりと温泉へ、リフレッシュが最大の目的だから。今は夏と呼ぶには一足お先の六月の下旬。まだ梅雨と呼ばれる今日この頃だけれど、一人が二人となるの。スーッと現われ、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます