第四八七回 消えるツイッター?


 ――それはもう先週のことだ。


 その日、ついさっきまで画面で操作していて……閉じた途端にアイコンが消えた。



 いつの間に? と思える状況。正確にはトイレに行っている間の出来事だったの。探すアイコン。すべてのプログラム画面から開く。それは新規になっていて……ログインから開始するようになっていた。しかしながらの、初期設定……


 これまで使用してきたものが、……消えたの?

 タスクバーからも消えていた。……空白を開けて、開けたまま。



 ? そのマークが脳内を支配していた。対策も、まだ思考段階。ウインドウズの『困った時のマニュアル』を読みながら。……それでも脳内でぼやける読解力。心躍る作品にレビューするに至っても、何度も読み返してやっとで、短編ばかりとなっている。



 ――時は、

 以前よりもゆとりの持てる程あるけれど、


 それだけでは測れない心の、脳内のスッキリ感。心は脳内に存在しているの。


 記憶も思考も、そして喜怒哀楽も脳内で行われているそうだ。心といえば胸の中を思うのだけれど、すべては脳内で行われている。計り知れないほど、広い場所なの。


 まさしく人間の神秘ともいえる内容なの。


 脱線したりもするけれども、

 まあ、それでもエッセイのネタは尽きないの。溢れる泉のように、脳内で溢れて大洪水となるまで……だから、執筆は裸の心。僕のありのままの心を映し出している。


 時には映える夕映え。そこに輝く一等星……

 或いは流星群の中の一つでもいい。光の矢のように輝ける瞬間を大切にしたいから。


 それ故に、今この時だから。



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