第三十九章 続っとホシノロマン。

第二四三回 線路が続くように、エッセイも続くよ、何処までも。


 ――線路のその向こう、ウメチカに繋がる。私の鉄道では終点だけれど、それは本当の終点ではない。スイッチバックもそうだけど、別の線とも連携がある。例えるなら……そう、歌劇団だ。去年の暮よりブームブームで、僕もプレイしたいと思ったほどなの。



 それは、もちろんゲームの世界。

 僕が℮スポーツ以外に、したいゲーム。それはそれは歌劇団だけに華撃団だから。


 それを、可奈かなが持っていると噂。その発信地点……所謂お話した人は、梨花りかなの。それも二人でプレイしているという噂。そんなこんなで、僕だけ仲間はずれ?


 二人だけの世界を満喫。


 僕も人のことは言えないけれど、そんなのズルい。……と、言っちゃったの。今宵お泊りに来た梨花に。可奈かなに言うとね、マシンガントークの反撃が待っていそうなので、太刀打ちできそうにないから、そこのところは比較的、大丈夫そうな梨花へ、あくまで、あくまでソフトに、ソフトに尽くしお話したの。するとね、もう和やかなの。



 ――じゃあ、可奈のお家でやろっ、三人で明日。


 そう言ってくれたのだ。僕は――梨花、大好き。と、爽やかなる抱擁に至ったの。


 思えば、仲良しがいっぱいだ。


 このエッセイを始めてから、僕は色んな人と仲良くなった。周りを見たの。……もう嫌いな人はいなかった。本当のことを言うなら、悪い人は一人もいなかったの。もう少し心の視野を広げるとね、かけがえのない人たちが沢山いる。縁する人、みな大切なの。


 だからもっと、


 もっともっと、広げたい。ネットワーク、また繋がりを。だから、だからね……


 何があっても、生きてほしいの。


 生きてくれて、ありがとうと、みんなみんなそう思っているから。……夏休みの終わりも笑えるように、そのことを伝えたく僕は果てしなき線路のように、これからも。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る