第4話
俺達が冒険を始め、三年近くが経った。
レベルは相変わらず俺はハテナが三つ並んでいるままで、アリスは八十五まで上がっていた。
ザコ敵は一撃で倒せるくらいになり、割と大きめな敵でも以前ほど苦戦はしなくなった。
そして気がつけばパーティーは二人から五人に増えていた。
高火力で一撃必殺要員が俺、スピードと回復がアリス。高防御の盾要員がメイビス。そして、重力を操るジャミー。
影を操るシャドー。
パーティーらしくなって、更に二年の月日が流れた。
冒険の道中でかつてアリスが幼い頃に救ってくれた騎士の防具を纏った人に出会い、アリスは彼らと元へお礼を言いに走っていった。
帰ってきたアリスの顔は生気が抜かれた死にかけの様な顔で、なにやら衝撃的なものを見たらしい。
聞くと騎士は一人として残っていなく、出会ったのは騎士になったばかりの若者だけだった。出会えば最悪で最恐をもたらす、未だ見たものは居ないとされる"サタン"という悪魔が居た。噂でしか聞いたことがないソレが、彼らを殺したという。跡形も無く、その場から骨一つ残されていなかった為、当然帰還したものもいなく事実かどうかも定かではなかった。それでも、十年近く団長を含めたパーティーが帰っていないのだと聞いた。
信じたくなくても、信じるしかなかった。
俺達は、サタンは居なくとも国の最前線で戦っていた騎士パーティーが全滅させられたと聞いて、居ても立っても居られなかった。五人の考えは一致した。そしてか彼らの敵を取るため、彼らが消えたとされる場所へ向かった。
そして、辿り着き敵と思われるモンスターに遭遇し、五人の力を合わせ勝った。
おしまい。
俺×指輪×姫 緒夢來素 @totoki01
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