主要キャラクター
主な登場人物の紹介
〈円卓の虹〉
本作の主人公。
身長は同年代の平均より少し高め。細身だが筋肉は割と付いていて、少し青みがかった黒髪が特徴の平凡な少年。童顔と祖父譲りの目つきの悪さが悩み。
小学校の四年生の頃、右腕に大怪我を負い、以降は母方の祖父母の家に預けられていた。待ち合わせ時間に遅れないことと、祖父の言いつけを守ることを胸に、常に行動している。
高校入学を期に、故郷である城壱市に戻ってきた。
湖都奈に【
赤の虹力〈
本作のヒロインの一人。燦然と赤色に輝くルビーの瞳。透き通るように煌めく銀髪、白磁のように白い肌。ミニスカートにニーソックスを合わせた服装が好み。
肉付きの良いバランスの取れた体型。
過去に自身の虹力の暴走で両親が安否不明になったため、大切な誰かを不幸にしてしまう化け物なのだと自分自身を恐れていた。だが、太一から『大切なもの』を贈られ、その後のBKとの交戦時に一緒にいたいと言われたことで、湖都奈は剣を創る決意を世界に示した。
趣味は裁縫。料理が苦手。自分の正しいと思うことを遂行する行動力があり、優れた観察眼と直感を持つ。誰に対しても平等に接する。
元から優れた運動神経と剣の才を持っていた。さらに皓造から剣術を伝授され、〈
青の〈
本作のヒロインの一人。ラピスラズリのような青い瞳。少し青みがかった黒髪。幼さの残る体型。
太一の従妹。無垢。頑張り屋。
どこかの制服を思わせる服装を好んで着ている。
物心がつくかつかないかの頃に両親と死別。それ以降は太一の両親の元で太一とともに暮らす。人見知りで、初めて会った人に対してひどく警戒する。
常に持ち歩いている
紫の〈
本作のヒロインの一人。
虹霊にしては珍しく人間嫌い。
喫茶店にいる間はメイド服を着用しているが、真面目に働かず、マスコット的な扱い。本人は動きやすい服装を好む。
メイド服に身を包んだ、肩のあたりまである栗毛のおっとりした雰囲気の女性。
喫茶店で働いているが、正真正銘、湖都奈のメイド。
湖都奈の送り迎えや店で働くメイドたちの指導も担当している。
初対面だった太一に一瞬だが剣呑な雰囲気を漂わせたり、音もなく背後に現れる等、怒らせてはいけない女性筆頭。
燕尾服を着こなす白髪の混じった、方眼鏡を掛けた初老の男性。
湖都奈に仕える万能執事。
〈円卓の虹〉の代表代理。〈円卓の虹〉が活動する際の裏仕事(建物に潜入するための申請や壊れた備品の修繕依頼等)を主に担当。
湖都奈にお弁当を作ったり、剣術を伝授したりもしている。
PRF
年齢の割には慎ましい胸を持つ。サイドテールの黒髪、つり上がり気味の瞳。
PRF城弌支部、一番隊の隊長。若干十六歳でその役職に付く実力を備えている。
年齢の割には慎ましい胸を持つ。サイドテールの黒髪と、つり上がり気味の瞳が特徴。いわゆるツンデレ。行動が荒い。
一番隊副隊長。一番隊随一の良識人で『一番隊の母』の異名を持つ二〇歳の隊員。
何かと大雑把な花火の面倒をよく見てくれて虹術士としての実力も備わった才色兼備。花火も任務中はともかくプライベートでは頭が上がらない。
褐色の肌と引き締まった身体、豊かに膨らんだ乳房。ウェーブのかかった長い金髪でアンダーフレームの眼鏡を掛けている。
PRF城弌支部、大隊長。城弌市を担当する総指揮官として、全体の指揮を執っている。
役職に相応しい能力の持ち主。実力は城弌市にいる虹術師の中では最強。PRF全体で見ても三強に入るレベル。
ブラッドナイフ 通称BK
毒を仕込まれた赤黒いナイフ。人型のときには髪と目に赤黒い色が現れる。
強い虹力を付与した金属で鍛造した剣に、特殊な術式を施すという技術によって創り出された試作品。
元が人を殺す凶器なため常に殺気を放ち執念深い。放置するのは非常に危険。試作品ゆえか、言語機能に難があり、必ずカタコトが混じってしまう。
湖都奈に真っ二つに断たれたあとは〈
アンノウン
太一とは幼い頃から付き合い。太一や太一の両親がいない間、青唯の面倒を見ている。
身長が太一と比べ一〇センチほど低く、背中に届く長さの黒髪を雑に後ろで縛っている。視力があるのに左目をよく瞑るのが癖。しゃべる際、最初に必ず言葉を区切るのが特徴。凝ったデザインの機械式を愛用している。
蜂
〈円卓の虹〉に太一と【
強力な〈
ぬけるように白い髪に白い肌。長身に纏う裾の長いローブの色も白く、唇も塗っているようで白色。
工房にただ一人住まう、湖都奈の〈
本人曰く
「『大切なもの』を捧げ工房への扉を開いた〈アルカンシエル〉に、その虹力で剣を創り与えるのが今の僕の役目でね」
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