「5話まで読み合おう2!」企画から読みにきました。
マイナスな状況から始まって、プラスで終わる。王道のハッピーエンドなのでしょうが、かといって全てが解決するわけではないのが、特に良かったと思います(私個人は、あまりにもベタベタなハッピーエンドを読むと「いくら物語とはいえ、話が出来過ぎ」と冷めてしまう場合もあるくらいなので)。
第4話のイベントが最終話のきっかけになる、というのも良かったです。短い中に結構色々と起伏を作った、上手な構成だと感じました。
また、細かい部分ですが……。第3話の『でも、クマを救えたからいいじゃないか』という一文が、読んだ瞬間、とても印象に残りました。ぬいぐるみに対する主人公たちの想いが他の人とたちとは違う、それを象徴しているような気がして。だから、その後マルの説明が出てきた時には、「やっぱり」と納得できる感じでした。
作者からの返信
鳥川さん、また足を運んでくださり、コメントまでありがとうございます^_^
こちらの意図といいますか、思いが伝わったようで嬉しく思います。
とても励みになりました!
感謝です。
「5話まで読み合おう2」企画主催のusumyです。
この度は企画に参加していただいてありがとうございます。
腹話術でしか喋れなくなった少女を、どうやって癒すのかと思いながら読んでいたら……。
まさか治らないままハッピーエンドとは、予想を裏切られて面白かったです。
でもそうですね、ありのままの姿を受け入れる方がより幸せなんでしょうね。
最後には幸せな気分になれました。
素敵な作品をありがとうございました。
企画には他にも素敵な作品が参加されているので、この機会にいろいろな作品に触れていただければ嬉しいです。
作者からの返信
usumyさん、こちらこそ楽しい企画の主催をありがとうございました^_^
また機会があれば参加させてください。
企画経由でお邪魔しました。
主人公の渡した『ミチザネくん』がヒロインの背中を押すキーとなって、僕と希衣奈それぞれの成長に繋がる──読後感の爽やかな短編小説でした。二人の関係がどうにももどかしいまま幕を閉じてしまうのも、またらしくて良いなぁと。
結局、希衣奈が何故そうなるに至ったのか、詳細は読者の想像に委ねられる形となりましたが(この辺りは短編賞の字数制限を踏まえてのことかもしれませんが)、私はこの不明瞭な部分も含めて好みです。
それでは、失礼しましたm(_ _)m
作者からの返信
姫乃さん、応援コメント、レビューともにありがとうございました^_^
とても嬉しかったです。
内容についてはまさにその通りで、1万文字に収めるために、最初と最後のエピソードはさらっと触れるだけにしました。
いつか、他のエピソードも書けたらなと思います。
心温まる素敵な物語ですね。
希衣奈が素の声で喋らなくなった過去、
そして希衣奈が素の声を出す場面を
描かずに物語が終わっている部分も、
読者にその後を想像される余韻を残すという意味で作品の魅力だと思います😊
作者からの返信
ありがとうございます^_^
読者さんによっては物足りたいと感じるかもしれませんが、そのようなお声を聞けると嬉しいです!