概要
ホームビデオを自作自演して賞を獲りたい家族のギャグ小説
「というわけで、最終確認をするぞぃ」
お母さんが得意の”ぞぃ”口調を繰り出す時は、やる気満々の時だ。
私も気合いを入れようとしたその時、
「何のー?」
ここでその気合いの流れをゆるく打ち砕いたのが、私のお兄ちゃんだった。
覇気もマジパワーも無い、生の生返事。
生返事パワーは1億くらいあるけども。
私は少し怒りながら、お兄ちゃんに喝を入れる。
「ちょっ! お兄ちゃん、しっかりしてよ! 私達でホームビデオを制作することよ!」
そんな私に同調するお母さん。
「そうだ、そして何かの番組でホームビデオ大賞を見事受賞し、賞金をもらう。その賞金でさらに大掛かりなホームビデオを作成して、最終的にはアカデミー賞をとるんだ」
「わぁっ! そんな壮大な計画は初めて聞いたけどもステキそう!」
私は大
お母さんが得意の”ぞぃ”口調を繰り出す時は、やる気満々の時だ。
私も気合いを入れようとしたその時、
「何のー?」
ここでその気合いの流れをゆるく打ち砕いたのが、私のお兄ちゃんだった。
覇気もマジパワーも無い、生の生返事。
生返事パワーは1億くらいあるけども。
私は少し怒りながら、お兄ちゃんに喝を入れる。
「ちょっ! お兄ちゃん、しっかりしてよ! 私達でホームビデオを制作することよ!」
そんな私に同調するお母さん。
「そうだ、そして何かの番組でホームビデオ大賞を見事受賞し、賞金をもらう。その賞金でさらに大掛かりなホームビデオを作成して、最終的にはアカデミー賞をとるんだ」
「わぁっ! そんな壮大な計画は初めて聞いたけどもステキそう!」
私は大
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