ああ、私はこのために生きて来たんだ。
そう思える瞬間を、一生のうちで何回数えられるだろうか?
創作家の方は創り上げる度に思っているかも知れないけれど、本当の本当に絶対このためにって思えることってなかなか無いのかなって思う。
それどころか、一度も感じずに死ぬ人もいるかもしれない。
でもこの日記の書き手は、それを感じることができた。なんて幸せなことなんだろう。
でもそれも、バグが無ければきっと起きなかったこと。
バグってのは、完璧になればなるほど、必要なものなのかも知れない。
だとしたらバグだらけの我々ってのは、案外幸せだったりするのかも知れないなあ。
そんな優しい気持ちになれる、世界の終わり。