それはもちろんハートである(それ以外に何があろうか)。本作はポストおっぱい星人の時代を予言しつつ、さらにその先にある、より普遍的なものを見つめているのである。
どんだけおっぱい好きやねん?とツッコミたくなる作品です。読むと胸がおっ…もとい、いっぱいになります。
感動しました。その確かな文章力と、緻密な世界観に。歴史背景を交えた思弁的な文章にもかかわらず、詩的な美しさを感じます。作者さまのおっぱいへの愛が、硬筆な文章に魅惑的な膨らみを持たせているのかもしれません。そしてクライマックスには、おっぱいのように美しい台詞で締めくくられます。是非ご堪能あれ。おっぱい星人の方は必見ですが、風変わりなネタ小説好きの方にもおすすめできる傑作SF短編です。
タイトルの出落ちでやられました。