応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • こんにちは。
    自主企画「週刊カクヨム」の企画主であるとざきとおるです。

    今回は自主企画「(週刊カクヨム企画)評論作品募集!」にご参加いただきありがとうございます。
    今回参加していただいたこの作品を次回の週刊カクヨムに掲載させていただくことにしました。

    万が一掲載を辞退する場合は私まで連絡お願いいたします。

    作者からの返信

    ありがとうございます。少しでもこの作家について(百合以外でも)知ってくれるひとが増えるといいので嬉しいです。

  •  百合好きの自分は読まなきゃいけないという妙な義務感(?)が生まれてきました。
    でも、デジタルライブラリで検索してもなさそうでしたね……。

     私事ですが、アカイイトという伝奇作品の二次創作サイトを運営していた時期がありまして、このアカイイトは一般的に百合作品と言われているのですが、ヒロインが日本書紀に名が登場する天津甕星(作中では只「主」と呼ばれています)を封じた槐(えんじゅ)に宿っている霊的存在で、蝶を象る霊力で戦ったりしていました。「おもろそうし」の「すずなりふなやり節」が元ネタかと思っていましたが、シナリオライターさんが博識だったので、案外吉屋信子氏が元ネタだったのかもしれません。

    作者からの返信

    いやこれまじで「新女苑」の最初の年のマイクロから取るしか方法が無いですね…… 
    自分はたまったま! 所属していた大学にそれがあったから論文にもできたんですが、……本当に、河出あたりから出して欲しい小説です。
    この文章のおおもとは2012年くらいなのなのですが(笑)、単行本は何だかんだ言って未だに見付かっておりません。元々見付かりづらい「選集」の中でもマイナーな話を収めたものなので、まあ出てきたら奇跡ですよ……

    アカイイトに関しては初耳なのですが、蝶と少女が絡むのは耽美ですね……

    なお吉屋信子のワタシが調べた作品一覧は最近
    https://docs.google.com/spreadsheets/d/1nJIVEXc63de9Y5o1YrLYCTOmICXQ0Omk/edit#gid=1632183087
    に表計算データでありますのでよろしかったらどうぞ。

    編集済

  • 編集済

     朝鮮戦争の景気が終わって貧乏になって盗難疑われるって凄いリアルっぽいですね。ステレオタイプっちゃステレオタイプですが。
     今の所謂なろう系などのライトノベルなどは、せいぜい作者個人の社会経験を異世界で活かすとか程度でリアリティが欠如している感が否めませんからね。
    (それはそれで気楽に読めて良いかと思いますが)

    作者からの返信

    当時は少女小説自体の数が現在と比べて恐ろしく少ない時代ですからね……
    それに昭和30年辺りは、吉屋信子自身の大人向け作品でも結構えぐい部分もあるのですよ。弟の療養費のために金持ちの坊っちゃんのためにアパートで囲われるヒロインとか。

    戦前でしたら少女小説で「当時の新しいもの」をよく盛り込んでくれたリアリティのある作家さんに由利聖子さんがあります。この方は終戦待たずにお亡くなりになっており、版権切れております。
    ちなみに「少年文学大系」の少女小説編の二冊の中に入っておりまする。

  •  何と、今でいう百合作品が戦中既に書かれていたんですね!
     女性の同性愛物は「ヤヌスの鏡」という漫画が最初ぐらいに思い込んでいましたが、自分の脳内の歴史が大きく更新しました(笑)

    作者からの返信

    いやいやいやいやいや百合ものは戦前がんがんにありました!
    川端康成の乙女の港とか(書いたのは別の女性ですが)もう露骨に! マリア様が見てるとかはそのオマージュに近いです。
    ヤヌスの鏡…… は百合でした……かな? 多重人格ものだという記憶はあるのですが。

  •  手紙と言う習慣がさっぱり無くなってしまい、文例と言っても例えば会社で取引先相手にどんな文章を書いて送るのか相応しいかネットで検索して……という位なので、昔の手紙って小説みたいなものを書いてたのかいと軽くカルチャーショックを受けました。
     少し古い時代の小説を書いている方の文通(死語)シーンなどを描写するには参考になるかも知れませんね。

    作者からの返信

    時代によって「文例」のパターンも変わってくるんですよね。
    大陸に戦火が上がるようになると、文例世界の中で「慰問袋に入れる手紙」とかの文例とかも出てきます。無論その手紙を書く当人の設定も背後にはあるようなのですが。

    ちなみに、吉屋信子は一時期後にパートナーとなる女性と物理的に九州と東京で離れていた時、恐ろしい勢いで手紙を書いたというエピがあります。伝記の方に多少引用されているのですが、どちらも勢いがすさまじいです……
    凄すぎないか? ということを当時の近代文学系恩師に聞いたら、当時の手紙の頻度は今の電話のようなものだ、と言われました。電報もしばしば使われた様です。