「私は小さな奇跡を売って生きていく」

羽久乃魔法道具店

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891461217#reviews


◆書くきっかけ

第一回きつね被造物小説賞

https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891433479


 狐さんの企画が面白そうだったので参加しました。

 やべーメンヘラがタイムラインで騒ぎを起こしていたのでそういうやべーメンヘラを出したくてどうにかできないか考えていたらこうなりました。(同じメンヘラの人をモデルにした作品があと3つくらいある)


◆簡単なあらすじ

 魔法使いの主人公が営むアクセサリーショップの商品は、買った人の願いを叶える手伝いをしてくれる。

 主人公は、人間に魔法のアクセサリーを売りながら使役妖精ファミリア灼晶あきらと共に様々なトラブルを解決していく。


◆登場人物の簡単な紹介

羽久乃はくの

 主人公。魔法使い。

 神秘と繋がる眼グラムサイトの持ち主で妖精を見ることが出来る。


灼晶あきら

 主人公の使役妖精ファミリア

 某GOのアシュヴァッターマンがブームだったので口調とか仕草にいろいろ面影が残ってる。

 ナナクサインコが描きたくて鳥の姿になれる設定を盛り込んだ。 


◆下書きメモにあったもの

 お守り(羽根が一つだけついたブレスレット)を作る人が主人公

 願いと呪いは紙一重

 ルール:一日朝と夜の二回、叶えたいことを頭の中に浮かべて妖精さんにお願いをする。白い花を一輪花瓶に挿す。

 1週間でその願いは叶う。

 願いの種類や大きさは決まっている。

 願いの種類や規模に寄って金額やルールは変動する。


 破ってはいけない約束

・人の死を願ってはいけない

・人を生き返らせることは願ってはいけない

・他人のお守りを使ってはいけない


願いが叶う仕組み

 祈る時に発生する魔力のようなものをブレスレットに宿った妖精が食べて奇跡を起こす力を蓄える


生き返らせるのを祈るのは何故ダメなのか→膨大な魔力が必要なことと、万が一魔力が足りてもその人を模したヒトではない何かが生まれる。


 多分ここからいろいろ魔改造して本編が出来ました。


 異修羅が好きで、ちょうど異修羅の詠唱かっこいいよなーってなり、なんかオリジナル言語で作れたらいいなーと思ったんですけど、そういう系のサイトはことごとく死んでいて「ぎえええ」となりながら、ウェールズ語をルビに振ったりしています。


◆好きなシーン

羽久乃魔法道具店 4:私の魔法で出来ること

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891461217/episodes/1177354054891825772


「あやかちゃん、わたしは怒ってないから…それを返して…お願い」


 声が聞こえたので暗闇の中で目を凝らすと、少し離れた場所で肩に小鳥を乗せたみどりちゃんが、同年代くらいの女の子と向き合っていた。


「ちょっと隠しただけじゃない!それなのに泥棒呼ばわりするなんて酷い!お前が悪いんだろ!私が悪いって言いたいのかよ」


「ちがうの。ただ、それは大切なものだから」


「私が悪いって言いたいんだな!わたしが死ねば許してくれる?ねぇ!お前も死ねよ!こんなもの見せびらかすのが悪いんだよ!死ね」


※羽久乃魔法道具店を訪れた少女の探し物は、友達が盗んでいて、返してもらおうとしたら友達がキレるシーンです。


 好きな理由は、ここが描きたくてこの作品を書いたみたいなところがあるからですね。

 タイムラインに流れてくるDMのスクショや罵詈雑言を参考にしながら自作に活かすのは正直めちゃくちゃ楽しかったです。


 これ、中編とかにしたいのでまた連載とかになったら応援してくれるとうれしいです。


◆参考にした本

妖精たちが見たふしぎな人間世界

https://www.amazon.co.jp/dp/4837306721/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_L5KkEbAFJWKH7


妖精バイブル https://www.amazon.co.jp/dp/4882826607/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_n7KkEbMZEHY28


Fairy Book―井村君江の妖精図鑑 https://www.amazon.co.jp/dp/4903225127/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_n8KkEb5RQKB4Z


使った翻訳サイト

https://ja51.ilovetranslation.com/


http://www.etranslator.ro/ja/ueruzugo-nihongo-online-honyaku.php

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