あとがき


 このベッドの上の二人はどこで出会ったのか、それを想像するのが楽しいです。身近にいると思っていた誰かの成長って知らないうちにあったりしますよね。

 誰かと関係性を持った時、相手が自分であることへの罪悪感で吐きそうになって、死にそうになって、自己嫌悪して、幸福感との矛盾に脳が混乱して、また死にたくなって、そんなことを繰り返しているうちに時間が過ぎてしまって、嗚呼なんて無情。早く殺してと思う反面、この幸せがずっと続けばいいと思う自分もいる。ところが残念、永遠の幸せなんてないのです。おしまい。

 なあなあにしておくことが一番楽で、それでいてしんどいです。



 何が起こるかわからない人生、ステージを変えれば起こるイベントも変わると、私はそれを実際にステージを変えるまで正しい理解をしていなかったんだなあとここ一年で痛感しました。好きな人も嫌いな人も、恋も愛も、価値観も倫理観も、一年前の自分とは違う気がします。色んな人に色んな経験をさせてもらいました。彼らの欠片が良くも悪くも今の私の糧になっているのを感じる日々です。私はみんなのことを忘れないよ。みんなは私のことをもう忘れてしまったかもしれないけど。


 最近は特に好きな曲ひとつひとつの歌詞が刺さってしまってダメですね。何聴いても純粋な気持ちで聴けなくなってしまいました。誰か助けて欲しいです。嘘です。自業自得なので大人しく刺されておきます。すみません。

 自分のことをどのような形であれ大切にしてくれたり、その人にとってそこそこ高い位置付けにしてくれる人を私も大切にしていけたらいいなと思います。それは私にとって愛には変わりないので。愛されたい。愛されたら愛すよ。愛されなくても私は愛してしまうけど。

 人生一度きりなら楽しんでやるだけやって死にたいです。難しいですね。27歳くらいまでは生き急ぎたいです。



 話し過ぎた気がします。読んでくれてありがとうございます。では本日はこのへんで。





追伸:本文よりあとがきの方が長いのめっちゃウケる

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逢瀬 @end_roll

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