人生、おなかいっぱい

人生、おなかいっぱいなので…

・小学校の時にイジメにあった。

・看護師として12年働いたが、そのうちの10年は手術室兼救急部に所属した。

　(勤務中に父親が緊急手術の患者として入室)

・三男が小学校に入学して認可保育園に看護師として就職したが、保育士と折り合いが悪く1年で辞職した。

・長男が中学1年で、三男が小学2年生で不登校になった。

・三男が入団したスポーツ少年団がきっかけで地元校区の青少年育成市民会議の役員になった。現在も所属活動中

・三男が入部したインリーダークラブがきっかけで地元校区全体の子ども会育成会の役員になった。既に自分の子は卒業しているのに現在も指導部補佐として所属。

(もうすぐ指導部長になってしまうかも)

・小学校PTAの読み聞かせ委員の委員長を3回やった。

(最初の歳にはボランティアと称する古株保護者グループと衝突)

・次男が中学3年の時、PTAの学年委員長になった。

・独り身の伯母が近くの施設に入所、通院や洗濯などの面倒をみた。最期をみとった。

・伯母の遺言で微々たるものではあるが、全財産を相続。手続きを全て自分で行った。

・次男が自分の卒業した高校に入学したのをきっかけに同窓会役員になった。

・三男が入学した高校のPTA役員になった。

現在は青少年育成会役員と子ども会役員と同窓会役員と高校PTA役員として活動している。給料をいただく仕事としては健診会社のパート看護師をしている。

　先日、私が今までに経験した事や所属した組織について、笑い話なども交えて喋ったら

「人生、濃いね〜」

と言われました。やっぱり濃いのでしょうか。

　最近、時々思います。

「もう、おなかいっぱい！」

人生を胃袋に例えると私の場合、もう満腹状態なのだと。

　もちろん、私より多くの人生経験を持っている方（かた）も沢山いらっしゃるでしょう。未曾有の大災害に遭われたかたや、出生から恵まれない境遇の方も大勢いるのでしょう。それでも、思ってしまうのです。私の人生の胃袋は今現在で、もう満腹。

　今まで私の人生に「これ、あなたなら食べられるでしょ？」と言われて出された物。つい断れなくて食べてきてしまった物。もしくは、ある日突然に口に押し込まれた物、かなり苦い物やしょっぱい物もあって、もしくは意外と量が多かったり味が濃すぎたり、油っこかったり…これ以上食べられません。胸やけがしています。私の人生の消化能力、そこまで高くないのです。

　私の残りの人生は普通に必要な栄養が補えれば、それでいい。そう思っています。

私の人生、もうおなかいっぱい。だから、叫びたい。

「もう、勘弁してくれ〜！」

　私のまわりの方達、家族、そしてこれから出会う方達、どうか、よろしくお願いいたします。

あ、でも、あま〜いデザートは別腹かな。