第31話 父の運転

二種免許持ちの父は運転が上手い。


夢の中で後部座席に座っていた。

「え!ちょっ!」

何だかえらいスピードで狭い道を左折。

「危ない危ないあぶ!」

ひいぃぃ。

車体にガードレールが擦れていく衝撃が。

速度そのまま、今度は前のバン(ハイエースかな)に接触。

「ちょっとぉ!どうしちゃったの?」

少し行き過ぎてストップ。

会社の駐車場からはみ出て止まってるようだ。

と、思っていたらバンは人が乗り込んで出て行っちゃった。

父は何かむにゃむにゃ言って、ハンドルを握り直す。

当て逃げはマズイ。マズイでしょ?

どうして走り出すの?


おかしいな?父の運転は信頼してるはずなのに。

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夢日記 一日あい @hitoka-I

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