第4話 まだ恥ずかしい思いが続く

恥ずかしい思いはまだ続いているのですけど、

いつまでやればいいのかなって感じです。


そろそろ終わりたいけれど、勝手にやめると

何か言われそうで怖いです。


夢子に聞く方が安全よね。


「夢子いつまでブラジャーとパンツの格好の

ままでいるの?」


「それはね、私がやめていいって言うまでよ」


「そ、そんな」


私は夢子がやめていいって言うまでは下着姿で

いないといけない。


本当にこのままでは恥ずかしい思いが限界に

きてどうにかなるのも困る。


どうすればいいのかなって思っているけれど、

思い付かないのが現状です。


「夢子メイド服を着たいの?」


「ダメよ」


「イジワル」


「ふふっ、美佐子は可愛いよ💛」


そう言って夢子は高級な椅子から立ち上がると私の傍に来て

私の唇にキスしてくるのでした。


「夢子キスしてくれてありがとう」


「当然でしょ、恋人で愛し合っているのだから」


「そうだね」


私も恥ずかしいけれど夢子にキスしたのです。


「美佐子の唇は柔らかいね」


「そんな事言わないで恥かしいよ」


「あらあらっ、可愛い💛」


私は赤面しているのに夢子は楽しそうにしている。


本当に私は夢子の甘い誘惑に乗せられて、こんな恥ずかしい思いを

してまでブラジャーとパンツ姿で居る。


それでも夢子の事は大好きで愛しているので構いませんが、

出来ればもっと違う密な行動をしたいです。


「それにしても下着の上からでもわかるけれど、美佐子って

乳房が案外大きいのね」


「セ、セクハラですよ」


「何を言ってるの、愛し合っているのだからいいじゃない」


「うっ」


「素晴らしい乳房なんだからもっと自信を持って」


「うん」


夢子が私のお尻を触ってきて何かを確かめるような感じで

触っています。


「美佐子のお尻も柔らかくて良い形ね」


「うっ」


「どうしたの? 美佐子」


「恥ずかしい事をされているなって思っているだけです」


「それがいいんじゃないの」


「うん」


「それに美佐子は私のものなんだから」


「そ、そうだね」


「嬉しそうにしてないわね」


「嬉しいよ!」


「そう、それならいいけどね」


私は夢子の事を愛するは嬉しいのでいいのですが、

このまま恥ずかしい事ばかりをされると私も

怒る可能性もあります。


怒るという事は私と夢子の関係が壊れる可能性も

あるという事です。


それだけは避けないといけないので私が辛抱や

我慢をしていれば平気なのです。


怒ったり、喧嘩したりで壊れるような事はしたくないって

言うのが本音です。


「美佐子何か考え事?」


「ううん、平気だよ」


「ならいいけどね」


「夢子ってこういう事が大好きなの?」


「こういう事って何よ」


「相手に恥ずかしい事をさせる事」


「そうね、大好きかな」


「そうなんだ」


恥ずかしい思いはまだ継続中で終わる感じがぜんぜん

しないのと本当に限界です。


私自身も恥ずかしい事なので立ってられるのも限界。


今すぐ終わって欲しいです。


私はこのままブラジャーとパンツの姿のままで過ごさないと

いけないという自覚が出てきています。

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禁断な甘い誘惑に囁かれて~私はこの人しか愛せない~ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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