第3話 夢子さんからの要求

私と夢子さんは恋人として愛し合う仲になったわけですが、

私は夢子さんの事を愛し続ける事しかないんです。


それにしても恋人として愛し合う仲になると何を

すればいいのでしょうか。


わからない私は夢子さんに聞こうと思います。


「夢子さん」


「はい」


「恋人として愛し合う仲になったけれど、

どうすればいいの?」


「そうね、まずは私からの要求ね」


「はい」


「夢子さんではなくて夢子って呼んでね」


「はい、わかりました」


「私も美佐子って呼ぶので」


「はい」


私と夢子はこれから呼び捨てて呼ぶようになるのはいいけれど、

私は恥ずかしいのと抵抗があります。


どっちにしてもそうしないといけないし、頑張るしかありません。


「次の要求わね」


「は、はい」


私はドキドキしながら待っています。


「メイド服を脱いで下着姿になってね💛」


「えっ? 嫌です」


「夢子の要求が聞けないの?」


「そういうわけじゃないけど、恥ずかしいです」


「あらあらっ、本当に可愛いわね」


「うっ」


夢子からメイド服を脱いで下着姿になってねと言われ

ましたが、本当に恥ずかしいから嫌です。


そんな事が出来るのなら何でも出来そうな気がしますが、

私はしません。


「夢子の要求を飲んでくれないの?」


「出来ません!」


「そうですか、わかりました」


「はい」


「この家から出て行ってもらいますけど、いいのかしら?」


「それは困ります」


「それでしたら私の要求を飲んでね」


「うっ、わかりました」


私は夢子の要求を飲むことにします。


そして、私は高級な椅子から立ち上がってメイド服に手をかけると

メイド服を脱いでいきます。


メイド服を脱ぎ終わると私はブラジャー、パンツ姿という格好に

なるわけで今はもっと恥ずかしいです。


「美佐子は素敵な下着を身に着けているのね」


「あんまりじろじろと見ないで」


「そうはいきません」


「恥ずかしいよう」


「もっと見させてもらいますわ」


夢子は私の下着姿をじろじろと見ているのですが、

見られると本当に恥ずかしくて堪りません。


早く終わってくれないかな。


この恥ずかしい思いがまだ続くと思うと私は

どうにかなっちゃいそうで怖いです。


私は心の中で早く終わってくれないかなって

祈るばかりでした。

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