神とはいったいどういう存在か、そしてなんのために戦うのか。そういったことが考えさせられる作品でした。登場人物たちが何を考え、どういった想いで戦うか。あらゆる視点で書かれ、キャラクター個人の特徴がしっかり出ている点がとてもよかったです。主人公が自分自身と向き合い、神々が争う戦場へと出る決意の物語は時に胸が熱くなり、時に切なくつづられています。