セイトという場所は、カタカナで表記されても山々険しい奥地をイメージさせるものですね☆
味方の魔法をも無力化させてしまう突き抜けた特性は、彼女に課せられた高い高い壁でもあり、今後の綴り甲斐も大いにあって、とても良い構成になってるなぁと感じます♪
作者からの返信
ありがとうございます。
お察しのとおり、セイトは三国志の蜀の都の成都から来ています。色々と違いはありますが、王国は古代日本、帝国は古代中国をモチーフにしております。
空はインドの六大のひとつで、作中の魔法の設定からすると異色の力となっています。むしろ、アンチ魔法の類ですね。
なぜ彼女にこの力が宿っているのか、そしてどこまでのことが出来るのか、それが物語の重大な要素でもあります、
レイニーさんの空属性、ただ能力として持っていればパッと使える類のものではなく、物質から元素を解明するような繊細な霊的作業を、しかも短時間に圧縮して遂行しなければならないという、とんでもなく難儀な代物であることに、高い説得力を感じます。
ミスティさんに叩き込まれた知識、そしておそらくは彼女の超高度魔法を一番近くで見てきた経験が活きているのが良いですよね。こういう、一見無駄だと思えた膨大な努力が、あるとき一気に花開くような展開、たまらなく好みです。
作者からの返信
ありがとうございます。
仰るように空属性には高度な演算能力が必要でして、レイニーが持つ特殊な素質だけでなく、ミスティによって鍛えられてきた魔法知識の賜物でもあります。
逆に言えば、どこまで意図してのことであったのか…ともなりますが。
魔法、そして空属性の仕組みには、物語の根幹となる謎が隠されておりまして、これから徐々に明らかとなっていきます。
作品を深く読み取って頂いて嬉しい限りです。